経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の8月分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)など3業種が前年同月を上回った。TPは0.3%増の776億100万円と、12カ月連続で増加した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が1.8%増加。入場者数は一般が1.9%減少、団体が9.9%増加し、全体で1.2%減少した。
ゴルフ場は3.3%増の78億1500万円と、2カ月連続で増加。利用料金収入が5.2%、利用者数が1.3%それぞれ増加した。
ゴルフ練習場は3.1%増の22億6900万円と、3カ月連続で増加。利用者数が4.4%増加した。
ボウリング場は1.8%減の15億7千万円と、2カ月連続で減少。利用者数が2.5%減少した。
パチンコホールは5.1%減の2992億8800万円と、2カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・娯楽関連5業種の売上高は、外国語会話教室のみが減少。結婚式場業、葬儀業、フィットネスクラブ、学習塾の4業種が増加した。このうち結婚式場業が21.1%増と大きく増加した。