日本観光振興協会(日観振)、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は11日、9月22~25日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開く日本最大の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2022」(TEJ)の開催概要を発表した。テーマは“新しい時代へのチャレンジ~ReStart~”。コロナ禍からの復興に向け、イベントを通じた旅行需要回復への寄与、観光産業の復活、再生、経済への貢献を目指す。
TEJの東京での開催は4年ぶり。18年には世界から136の国・地域、国内からは1441の企業・団体が参画し、会場には20万人を超える人が来場した。今回は、国内外から千を超えるブースが設けられる予定で、来場者数は15万人が見込まれている。
オープニングに行われるフォーラムは、「観光による気候変動への挑戦」がテーマ。基調講演には全日本空輸(ANA)社長で定期航空協会会長の井上慎一氏が登壇。同協会による日本のエネルギー戦略への挑戦について話す。TEJ観光大臣会合には、パネリストとして約10カ国の観光大臣を迎え、今後の持続可能な観光施策などを議論する。このほか、SDGsやアドベンチャー・ツーリズムなどテーマ別シンポジウム、これからの業務に役立つ各種セミナーを行うツーリズム・プロフェッショナル・セミナーが実施される。
会場では、2年ぶりのリアル開催となる事前マッチングによる展示商談会も行われる。
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