
ソラシドエア(宮崎県宮崎市、髙橋宏輔社長)は5月29日、2023年3月期の決算を発表した。営業収入は前期比48.2%増の386億9700万円。営業損失は92.5%減の46億500万円、経常損失は94・3%減の30億600万円となった。当期純損益は前期の29億3900万円の赤字から68億400万円の黒字に。
夏場の新型コロナウイルス感染症拡大(第7波)による旅客需要の減退や、燃料価格の高騰、円安による費用の増加などの影響を受けたが、行動制限の緩和や経済活動の正常化、全国旅行支援の効果などによる年度末にかけた旅客需要の回復や徹底した経費削減などの取り組みにより、業績は前事業年度から回復傾向となった。
運航面では、上期には需要に応じた運休、減便を行ったものの、下期はコロナ禍前水準の運航規模に戻したことにより、運航便数は前事業年度を9.6%上回る2万7862便となった。
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