観光庁、文化庁、スポーツ庁は10月29日、スポーツや文化・芸術と観光を融合させたスポーツ文化ツーリズムの推進に向けて、優れた取り組みを表彰する「スポーツ文化ツーリズムアワード2021」の受賞団体を発表した。青森県弘前市の弘前城本丸を舞台にしたダンス・パフォーマンスフェスティバルを主催した団体が最高賞に相当するスポーツ文化ツーリズム賞を受賞したのをはじめ、各賞に10団体が選ばれた。
アワードは2016年度にスタート。21年度は42件の応募の中から受賞団体を決めた。国内外の旅行者の増加や長期滞在を促す仕組み、地域の経済波及効果につながる工夫などが評価のポイントとなった。
スポーツ文化ツーリズム賞を受賞したのは、ひろさき芸術舞踊実行委員会。弘前城本丸を舞台に2016年から「SHIROFES」を開催している。世界最大級のダンスとパフォーマンスの複合フェスで、ダンス世界大会をはじめ、津軽三味線、ねぷた囃子(はやし)、書道パフォーマンス、地元の音楽アーティストのライブなどが行われる。
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