ジャンボフェリー、新造船の船体デザイン公開

  • 2021年11月21日

 ジャンボフェリーは12日、新造船の船体デザインを公開した。

11月12日(金)、ジャンボフェリー株式会社(本社:神戸市中央区、社長:山神正義)は、新造船(こんぴら2代替船、S 822番船)の起工式を内海造船株式会社(本社:尾道市瀬戸田町、社長:原耕作)瀬戸田工場にて執り行い、席上、新造船の船体デザインを発表いたしました。

※   船名、客室コンセプト・デザインは、来年5月予定の進水式にて発表いたします。

 

1.新造船の船体デザイン

◆デザイン・コンセプト
光り輝く穏やかな波間を白い船が静かに進み、その向こうには美しい島々が浮かぶ。そんな瀬戸内海の日常の風景をイメージしてデザインさせていただきました。

 

白い船体に穏やかな波をイメージした紺碧色の曲線を大きく描き、ファンネル(煙突)と船首・船尾には縞模様を取り入れています。縞の本数は、航海の安全を祈願して、船首7本・ファンネル5本・船尾3本の「七五三」の吉数としています。

そもそも「縞」模様の由来は、16世紀に舶来品として縞の織物が流行した際に、当初は「島渡り」「島もの」と呼ばれていたのが転じたものです。縞と島には深い関係があり、海を介した人と文化の交流が「しま」という2文字に込められています。

今年3月、弊社と同じ加藤汽船グループの雌雄島海運(株)が、瀬戸の島々への思いを込めたシマシマ模様の新造船めおん(Designed by ドットアーキテクツ様)を導入致しましたが、今回の新造船も、瀬戸の島々への思いを込めてシマシマ模様を取り入れさせていただきました。

私たち加藤汽船グループは、明治10年の創業以来、瀬戸内海を行きかう人・物・情報をつなぐ仕事に携わり、地域のみなさまのご愛顧のおかげで今日に至っております。今回の新造船が、地域経済の発展や、人と文化の交流に少しでも役立つものとなるよう、社員一同で力を合わせて、安全で快適なサービスに取り組んで参りたいと存じます。

2.新造船の概要
①輸送力と快適性の向上
船体は現行の約1.4倍、輸送力は約3割アップ、客室スペースも拡大

②燃費の大幅な向上
浅喫水・全面無柱フルフラット甲板対応型の2サイクル1機1軸推進システム(★日本初)や高速離着岸デバイスなどのパッケージ化により、大幅な燃費向上を実現

③安全性の向上
大幅に強化された新世代の損傷時復原性基準(※)に完全適合
※衝突などで浸水した場合でも、残る浮力で船体を安全に維持するための国際安全基準

④新型コロナ対応
高い換気能力と深紫外線(UV-C)殺菌デバイスを備えた空調システム(★業界初)を導入。個室や半個室タイプの客席も充実

⑤災害時の海上支援
災害時の支援活動を想定し、ストレッチャーごと搬送できる寝台用エレベーターを整備
◆新造船と現行船の比較

総トン数 航海速力 旅客定員 積載能力
新造船(S822番船) 約5,200トン 18.5ノット 620名 大型車84台
現行船(こんぴら2) 約3,700トン 18.5ノット 475名 大型車64台

3.今後のスケジュール(予定)
■2022年 5月 進水式 (船名、客室コンセプト・デザインの発表)
■2022年 7月 就航開始日の決定、新造船の予約開始
■2022年 9月 竣工 (入魂式・引渡し式)

※なお、2隻目の新造船(りつりん2代替船)は、2025年竣工を予定しています。

4.ジャンボフェリー

神戸~小豆島~高松を1日4往復運航。使用船舶はフェリー2隻(こんぴら2、りつりん2)。環境問題やドライバー不足を解決するモーダルシフトの受け皿として、また、関西と小豆島・高松をダイレクトに結ぶ唯一の航路として、重要な役割を果たしています。

 
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