マリオット・インターナショナルは4日、シェラトン鹿児島を2023年に開業すると発表した。ホテル館内に温泉施設も完備する。
南国殖産株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長:永山 在紀)およびマリオット・インターナショナル(本社:米国 メリーランド州、社長兼最高経営責任者:アーニ・ソレンソン)は、両社が新事業として進めている『シェラトン鹿児島(Sheraton Kagoshima)』の起工式を2021年1月30日に開催いたしました。今回の起工式により、予定している2023年のホテル開業に一歩近づいたことになります。
本起工式に出席した主要な関係者は以下の通りです。
・ 木場 信人氏(鹿児島県 PR・観光戦略部長)
・ 松山 芳英氏(鹿児島市 副市長)
・ 白石 貴雄氏(鹿児島市交通事業管理者 交通局長)
・ 永山 在紀氏 (南国殖産株式会社 代表取締役社長)
・ カール・ハドソン(マリオット・インターナショナル エリアバイスプレジデント 日本&グアム担当) 他
※起工式当日はビデオ出演のみ。
九州地方では、宮崎県に初めて開業した「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」に続き2軒目となる「シェラトン鹿児島」は、鹿児島市電、武之橋電停前の複合施設キラメキテラス内に位置し、レジャーおよびビジネス利用のいずれにも便利なロケーションにあります。
当ホテルのパブリックエリアはニューヨークに拠点を置くCRÈME、客室部分は三菱地所グループのメック・デザイン・インターナショナルがデザインを手掛け、スイートを含む全228室の客室では、シェラトンオリジナルの快適なベッド、高速インターネット接続、液晶フラットパネルテレビなどを提供いたします。また、オールデイ・ダイニングのほか、レストラン施設とロビーラウンジ・バーでは、シェラトンホテルオリジナルのお食事をご堪能いただけます。さらに、約324平米の宴会場、3つの会議室、プレファンクションエリアなど、約605平米に及ぶ多目的機能も有しており、ご要望に合わせたイベントから大型の会議まで幅広い目的でご利用いただけます。その他、館内にはシェラトンクラブラウンジ、ガーデンチャペルも出来る屋外イベントスペース、フィットネスセンター、スパも併設しており、温泉大浴場では、美肌効果に優れ、冷え性など様々な効能を持つ人気の温泉で優雅なひと時をお過ごしいただけます。
「新しく誕生するシェラトン鹿児島は、県内初の本格的外資系ラグジュアリーホテルであり、豊かな自然、歴史・文化、温泉、食など魅力溢れる鹿児島を訪れる国内及び海外からの観光客の皆様の拠点となるよう、努めてまいります」(南国殖産株式会社 代表取締役社長 永山 在紀氏のコメント)
「近年、国内・国外の旅行者は、一般的に広く知られた有名観光地だけではなく、地方にも足を伸ばし、“日本の隠れた魅力”を体験することに関心を持っています。鹿児島県には、桜島や屋久島、奄美大島のマングローブ林などの息を呑むような美しい自然や数多くの温泉地など、旅行者を魅了する多くの観光地が存在し、今後より注目されると確信しています。鹿児島を訪れる旅行者の皆様に、非常に高いレベルのサービスとおもてなしを体験いただけることを楽しみにしています」(マリオット・インターナショナル エリアバイスプレジデント 日本&グアム担当、カール・ハドソンのコメント)
【物件概要】
所在地 | 鹿児島市高麗町43番1 |
電話番号 | 099-250-5250 |
交通 | 市電「武之橋」電停 徒歩1分
市電「二中通」電停 徒歩3分 |
敷地面積 | キラメキテラス全体24,532.34㎡のうち、ホテル2,808.90㎡ |
建物規模 | 地上19階 |
客室数 | 228室 |
施設構成 | 客室 レストラン 多目的機能室 ガーデンチャペルも出来る屋外イベントスペース フィットネスセンター等 |
客室構成 | キング114室、ダブル104室、スイート10室 |
インテリアデザイン | CRÈME、メック・デザイン・インターナショナル |
開業日 | 2023年春 |
南国殖産株式会社について
1945年鹿児島にて設立。鹿児島を拠点に九州一円に事業展開する総合商社として、建設資材および機材の販売、エネルギーおよびエネルギー関連機器の販売、携帯電話事業や生活ライフラインの販売、不動産開発事業を展開する。近年は、鹿児島中央駅前1番街商店街(19・20番街区)の再開発や環境エネルギー分野にも力を入れている。鹿児島中央ターミナルビルの開発や水力、バイオマスおよび太陽光発電による電力供給など、鹿児島地域の開発と雇用創出に寄与する事業に対し、地域総合整備財団(ふるさと財団)より表彰。2020年9月期の売上高は1,408億(15億米ドル)、2020年時点の総資産は1,104億(12億米ドル)です。