サンスターライン(本社=大阪市中央区)は11月20日、台風21号で関西国際空港が閉鎖した際、訪日韓国人客への帰国支援を行ったとして大阪観光局から感謝状が贈られた。
同社は大阪と韓国の釜山を結ぶ定期船パンスターラインを運航。年間7万人が利用している。
船は9月5日、当初100人の利用予定が空港閉鎖により500人を超える利用があった。船が出航する7日と10日も空港から帰国できない韓国人客が多く訪れた。
大阪観光局も帰国困難者を支援。地下鉄、バスが無料で、また多くの観光施設が無料または割引で利用できる「大阪周遊パス」を配布し、1週間で5千人が利用した。
感謝状は同社のほか、日中国際フェリーにも贈られた。
野瀬和宏・サンスターライン社長(左)と市政誠・大阪観光局常務理事