埼玉県秩父市の地元自治体や商工会議所などでつくる「秩父サイクルトレイン実行委員会」は11月18日、秩父市内の5つのコースを走るサイクリングイベントを開く。同日には西武鉄道が自転車をそのまま車内に持ち込める電車「CYCLE SPORTS(サイクルスポーツ)号」を運行。イベントをきっかけに秩父市周辺への誘客を図る。
このサイクリングイベント「秩父サイクルトレイン」は、秩父市、西武鉄道(所沢市、後藤高志社長)が共催。秩父市内の観光活性化と公共交通機関利用促進のために今年初めて開催する。道の駅や手掘りトンネルなどを回る4つのコースとフリーコースの計5コースに分かれ、丸1日サイクリングを楽しむ。「自転車で秩父の自然と歴史を楽しんでもらいたい」と同実行委員会。
参加費は食事代込みで4千円。電車料金は含まない。参加には事前の予約申し込みが必要となる。募集定員は電車利用者が200人、現地参加者が50人の計250人。
同実行委員会によると、「9月25日の段階で電車利用の参加希望者が定員の200人を超えている」という。そのため申込者から抽選で参加者を決める。
参加申し込みは19日まで。問い合わせは同実行委員会(☎0494・25・5209)。