観光庁は12月16日、Go Toトラベル事業について、4都市(札幌市、大阪市、名古屋市、東京都)と、全国での事業の一時停止などに伴う既存予約のキャンセル対応に関する12月15日付の通知を一部変更した。
変更にかかわる部分の内容は次の通り。
【4都市の旅行の取り扱いについて】
4都市を目的地とする旅行のキャンセルの取り扱い=12月27日までに開始する旅行の既存予約(12月15日午前0時までの予約)は、12月14日午後6時から12月24日まで無料でキャンセル可能とする。
4都市に居住する方の旅行のキャンセルの取り扱い=12月27日までに開始する旅行の既存予約(12月15日午前0時までの予約)は、12月14日午後6時から12月24日まで無料でキャンセル可能とする。
キャンセル料の負担=既存予約(※)のキャンセルを受けた事業者に対しては、キャンセル料の発生の有無にかかわらず、一律、旅行代金の35%に相当する金額(上限は1万4千円/人泊)を事業の予算から負担する。※12月14日午前0時の時点で予約されていたものに限る。
【年末年始における全国的な旅行の取り扱いについて】
キャンセル料の負担=既存予約(※)のキャンセルを受けた事業者においては、年末年始には既に多くの予約が入っており、これに対応するコストが発生していることを踏まえ、年末年始に限った特別の措置として、キャンセル料の発生の有無にかかわらず、一律、旅行代金の50%に相当する額(上限は2万円/人泊)を事業の予算から負担する。※12月14日午前0時の時点で予約されていたものに限る。