
鳥取県(蟹取県)は11月19日から12月2日まで、鳥取の特産品、観光を首都圏にPRするイベント「とっとり“冬の味覚”物産展&レストランフェア」を東京・六本木ヒルズで開催した。六本木ヒルズで「活き松葉がに釣り体験」などの体験や、特産品、同施設内での特別メニューの販売などを行った。
同県は、カニの水揚げ量日本一を誇り、毎年松葉ガニの漁解禁から「蟹取県」に改名。今年は11月1日から改名し、同日からは宿泊企画やウェブでのPRを行う「蟹取県ウェルカニキャンペーン」を開催している。
同イベントでは19、20日に物産展を開き、砂丘らっきょうやカニみそバーニャカウダなど100点以上を販売するほか、施設内の飲食店13店舗が参画した県産品を使用した特別メニューの提供を12月2日まで行った。
11月19日にはメディア発表会=写真=を開催。同県の平井伸治知事や蟹取県ウェルカニキャンペーンのPR大使を務める「蟹バレルーヤ」ことお笑いコンビの「ガンバレルーヤ」、東京オリンピックのボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈選手(米子市出身)が参加し、同イベントを説明した。
ガンバレルーヤのまひるさん(大山町出身)は「カニをはじめ、おいしいもの、魅力がたくさんある」とふるさとを紹介した。入江選手は「帰るたびに変わらない場所。変わらない安心感がある」と同県への思いを話した。平井知事は「かえる(同県にカエルが多いことをかけて)、カニ得る、蟹取県。蟹取県へウェルカニ」と笑顔でPRした。