日本旅館協会関西支部連合会(片岡哲司会長)は1月28日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)で2018年度第3回常任理事・理事会と新年互礼会を開いた。
東洋文化研究者のアレックス・カー氏が「美しき日本を求めて」と題して講演した。カー氏は地方の都会へのあこがれにより、古民家が現代住宅に建て替えられていくことや、観光地の看板や電線が景観を損なっていることを指摘した。
新年互礼会で関西支部連合会の片岡会長は「今年はゴールデンウイークに今まで経験したことがない10日間という長い休みがあり、われわれにもプラスとなる。G20サミット、ラグビーワールドカップなど、多くの外国人客が訪れる機会がある。会員施設と協力して、関西や日本の旅館の良いところを発信して、多くの外国人客に来てもらえるようにしたい」と述べた。来賓として、八木一夫・近畿運輸局長が祝辞を述べた。
片岡会長