はとバスは11日、一足早い成人式を開いた。新成人となるバスガイドの女性16人と男性整備士3人が参加、晴れの門出を祝った。
仕事で自治体などの成人式に参加できない社員のために成人式を開くようになり、今年で58回目を迎えた。2017年春に入社した19人が参加。ガイドたちは色とりどりの振袖を身にまとい、平和島(東京都大田区)の本社前での記念撮影=写真=や明治神宮(同渋谷区)での参拝などを行った。
熊本市出身、入社2年目の小早川紗嬉さん(20)は「成人式を迎えられてとてもうれしいです。バスガイドはやりがいのある仕事で、お客さまが笑顔で帰っていただけるのが何よりです」とニッコリ。
今年はラグビーワールドカップ、来年は東京五輪・パラリンピックがあり、外国人のはとバス利用も増えるとみられる。「英語はしゃべれませんが、笑顔で接し、喜んで下さるよう精一杯おもてなしをします」と力を込める。成人になってやりたいことは「友達と楽しくお酒を飲みたい」と話していた。