「生産性向上」テーマに
宿泊施設の基幹業務システム「満室御礼」などを提案する電算インフォメーション。今回のテーマは、「旅館・ホテルの生産性向上」だ。
チェックイン業務の効率化に「タブレットチェックインシステム」を提案する。インターネットに接続可能なタブレット端末を利用しチェックインの際の宿泊者名簿(宿帳・宿泊登録カード)の電子化と自動化、ペーパーレス化を実現。サインするだけでチェックインが完了し、宿帳データは満室御礼と連動しているので、予約データは自動で取り込める。宿泊者に直接、タブレットから希望の食事時間を選択してもらえば、満室御礼の予約データに反映できる。
グループ旅行の顧客管理として「お連れ様管理(同行者管理)」機能も充実した。予約代表者だけでなく、別の宿泊者がリピート利用した場合も管理ができる。
iPadを使用した客室情報端末の「SmartコンシェルジュⅡ」は昨年、多言語に対応。ルームサービス機能はもちろん、日本人客へのメッセージ通知や、インバウンド客向けの多言語化表記により、不慣れな外国語の会話のストレスから解放される。
スマートデバイス系のオプション製品「ゲスト情報閲覧」「ルームインジケーター」「オーダーエントリー」の各システムも、ブラッシュアップを図っている。利用施設の「由布院温泉ゆふいん花由」は、「スタッフの業務改善と、生産性向上に役立った」と話す。
満室御礼はクラウドサーバプランでもカスタマイズに柔軟に対応できるほか、観光施設・ドライブイン向けシステム「行楽日和」、レストラン向け予約システム「Reco’S」も展示する。
前回の出展の様子