【WEBマーケティング インターネット徹底集客 190】付帯売り上げ向上施策 内藤英賢

  • 2018年4月16日

 年始で述べたように個人旅行の割合が増加傾向にある。個人旅行の増加はWEBで集客しやすいという利点があるものの、半面、付帯売り上げ(主に飲料)が伸びないというお悩みもよく耳にする。そこで、今号では個人旅行増加時代において、付帯売り上げをアップさせるための施策について考えてみたい。

 そもそもの前提として、個人旅行と宴会を主たる目的としていた団体旅行を比べれば、飲料の注文量が違うのは当然のことである。従って、勝手に飲料が注文されていた受動的スタイルから、お客さまに買っていただく能動的スタイルに変えていかないといけないので、まずは意識の転換が大事になる。

 「お客さまに3回売りましょう」を合言葉に仕掛けることが多いので、その流れに従って解説をしていきたいと思う。

 まず1回目の販売チャンスはWEB上である。主には予約時のオプション販売での仕掛けである。これまでもオプション販売の重要性を幾度となく述べてきたが、自施設で取り扱っている飲料が事前にきちんと販売できているかを今一度、確認をしてほしい。地酒や地ビールなどの、その土地でしか味わえないものがやはり人気である。

 2回目の販売チャンスはチェックイン~夕食までの時間である。チェックイン時におすすめの飲料一覧や別注の調理一覧を渡して印象付けしている施設もあれば、客室で読んでいただくように読み物風にして紹介している施設もあり、ここは試行錯誤して、どのようなスタイルでの販促が自施設のお客さまの心をとらえるかを研究してみてほしい。

 3回目の販売チャンスは、ご夕食時である。ここで、きちんとファーストドリンクのお声掛けをしているか、あるいはスタッフがお声掛けしやすいような仕組みができているかが、重要な見直しのポイントとなる。

 ここで、紹介したのは1例であるが、いずれにせよ、個人のお客さまには買いたくなるような仕掛けをしないと、財布のひもが緩むことはないので、ぜひ「攻めのスタイル」で付帯売り上げ向上に取り組んでみてほしい。

 (アビリティコンサルタント・プライムコンセプト取締役 内藤英賢)

関連する記事

忙しい夏の季節が過ぎ去り、一段落中ではあろうが、今度はすぐさま行楽シーズンまでの閑散期対策に追われるという施設も多いのではなかろうか。そこで、今号では秋の集客対策について…

続きを読む

雪国観光圏は、新潟県湯沢町、十日町市、南魚沼市、魚沼市、津南町、長野県栄村、群馬県みなかみ町の3県7市町村で構成される。2008年に国土交通大臣の認定を受け、日本版DMO…

続きを読む

乗務員不足の第2の背景が、バス業界に固有の問題である。 2000年に道路運送法が改正され、特に貸し切りバスの分野において新規参入が容易になった。それまでは、需給調整を目…

続きを読む

新聞ご購読のお申込み メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら

17年度「部門別・旅館ホテル100選」(2018年1月20日発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

第31回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2018年1月1日発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「見所・体験の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

第31回「にっぽんの温泉100選」発表!(2017年12月16日発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位別府八湯

2017年度「5つ星の宿」発表!(2017年12月16日発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On InstagramVisit Us On Youtube

温泉エッセイスト 山崎まゆみさんが来社!