福島県では今夏も多彩な祭りが予定されている。
檜枝岐村の「真夏の雪まつり」は、尾瀬檜枝岐温泉スキー場を舞台に、毎年8月の第1土、日曜日に開催。今年は3、4日に開かれる。冬に積もり、これまで保管されていた本物の雪を使い、夏の日差しの下で雪遊びを楽しんでもらう。そり滑りなど各種の遊びや郷土料理を楽しめる飲食ブースを出店。花火の打ち上げも予定される。
「東北絆まつり」でも上演される福島を代表する祭り「福島わらじまつり」は、今年は8月2~4日、JR福島駅前通りで開催を予定。「日本一」といわれる巨大なわらじが街を練り歩くほか、「わらじ音頭」に合わせてコース内で華やかに踊る「わらじおどり」、わらじ型の押し車や山車を引いてタイムを競う「わらじ競走」など、多彩な催しがある。
相馬市で毎年8月13日に行われる「相馬盆踊り大会」は今年で49回目。やぐらの上で生演奏される「相馬盆唄」に合わせて約千人の市民らが、そろいの浴衣や仮装姿でやぐらを囲んで踊る。盆唄大会入賞者による生唄披露、賞品が当たるうちわ抽選会、打ち上げ花火など各種のプログラムも。会場は「市民のひろば(相馬市民会館駐車場)」。