ここのところ業種を問わず事業承継に関する相談が多い。
私「そもそも社長は本当に後継者にあとを譲る覚悟がありますか。それが本心ならば、3年後の誕生日を期限と定めてしっかり準備しましょうよ。75歳を期してやりたいことがたくさんあるんでしょう?」。
社長「息子がどうしたいのかさっぱり分からない。託したところで本当にそれで大丈夫なのかも心配だ」。
息子「継ぐ気はあります。でも具体的にどうするのかと問われても何から始めればいいのかよく分かりません」。
よくあるパターンの一つではある。そして、そのほとんどが一向に進展しない。社長も息子も実績と資質は十分あると思われるのに残念な限り。そろそろ劇薬の出番かもしれない。
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