【旅館の人手不足「私の提言」】JTB協定旅館ホテル連盟担当部長 白井隆久

  • 2020年1月4日

白井氏

 JTB協定旅館ホテル連盟では、2016年から会員の最重要課題である人手不足対策のお手伝いを「採用」「社員の定着」の両面から行っている。採用については、JTBグループ唯一の専門学校のJTBトラベル&ホテルカレッジでの就職説明会の開催、財団法人CHIKYUJINとの業務提携、社員の定着については、旅館経営人財育成アカデミーでマネジメント層や若手社員の研修や、人材定着化を実現している経営者に学ぶ「旅館経営研修」などを実施、また受験促進している「日本の宿 おもてなし検定」も人材定着に寄与している。

 採用と定着のどちらを優先に取り組むべきか? 採用がうまくいっても、定着しなければ経営が安定しないのは自明の理である。定着化を図るキーワードは労働生産性向上である。これにより以下の好循環が実現できる。

 労働生産性向上→労働時間削減、接客時間の増加→1人当たり賃金アップ、休日増、品質向上による単価アップ→ES向上と求人増(採用の改善)→人材定着→経営の安定

 労働生産性向上の第一歩は、現在の仕事を「付加価値を生む仕事」と「付加価値を生まない作業」「やらなくてもよい無駄」に分けることである。

 旅ホ連としては、JTBグループの力を借りながら、やらなければならない「作業」を可能な限りIT化、機械化していくことを推進し、旅館・ホテルの持続的成長に寄与していきたいと考えている。


白井氏

 
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