【新年あいさつ】「添乗サービス検討会」が発足 日本添乗サービス協会会長 三橋慈子

  • 2020年1月9日

三橋会長

 添乗を専門職とする人たちの業務の在り方、働き方などの改善策を検討する会が観光庁主導で年末に発足しました。添乗員は、旅行参加客に安心安全な旅を提供するとともに顧客満足を高めるためにさまざまな業務を行っています。

 本年4月に施行される「改正労働者派遣法」では、派遣労働者の「同一労働、同一賃金」が義務化され、添乗員には派遣先旅行会社社員と同等レベルの賃金の支払いが求められます。また、旅行業約款で定められている添乗労働と働き方改革における時間外の上限規制とをどう捉えるのかなど、協会独自では解決し得ない課題が山積している中でのタイムリーな協議の場の設置であり、協会では運営事務局を引き受けることになりました。

 企画旅行参加客のツアー全体への満足度を高めるために添乗員には昼夜を問わず努力することが求められています。また、老若男女全ての参加客との良好な人間関係の構築がツアー成功の鍵となります。こうした高度なホスピタリティによって評価されたときにやりがいを感じる職業であり、協会では学生諸氏と現役添乗員との本音で話し合える情報交換の場づくりをしています。

 「添乗員の仕事は大変だからやめた方が良い」とよく耳にします。大変ではありますが、他の職業では得られない感動にあふれたやりがいがあり、豊かな人間性を育む職業でもあるのです。若年層の方々にもぜひ経験していただきたく、協会では常時研修を行っています。

 高齢化が加速度的に進む添乗業界ですが、会員各社が添乗員を募集しても若年層の応募が期待できずに苦慮し、高齢者の業務拡大策の一環としてインバウンド業務に着手しようとしています。こうした状況下、協会ではインバウンドスタッフの育成事業も今年は本格的にスタートいたします。夏までには一定レベルの人材を一定数、育成し、オリンピック・パラリンピック開催に関連して訪日する外国人のサポートスタッフとして活躍することを期待しております。

 
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