【企業紹介特集】旅館・ホテル専用システム 新日本コンピュータサービス

  • 2018年1月11日

未来志向のシステム 現場作業の効率化に

 新日本コンピュータサービスは、旅館・ホテル専用のコンピューターシステム開発に関わりおよそ40年のキャリアを持つ。開発、製造、販売、そしてアフターフォローまで一貫して行う製販一体体制を構築。ユーザーから「安価で使いやすいシステム」と好評だ。同社の伊原成美社長に新年度の事業方針を聞いた。

 ――最近のユーザーの志向は。

 伊原 以前はフロント会計や予約業務をスムーズに行いたい、業務を合理化したいというニーズが多かった。しかしここ1、2年は、宴会場や調理場など、サービスの現場で働く人が働きやすくなるようなシステムへのオーダーが増えている。
今は人の確保が難しい時代。現場作業の一層の効率化が求められている。わが社のシステムで現場の業務を効率化できないかという相談がすごく増えている。システムにより100の業務を70に減らせば、残りの30の力をほかの業務に生かせるわけだ。

 今、旅館さんで引き合いが多いのは、宴会場で飲み物など追加のオーダーを受ける際に、タブレット端末でその情報を入力し、フロント会計のシステムと連動させて間違いのない会計を実現するシステム。また料理メニューの変更や追加があった際に、その情報をフロントから調理場のモニターに即時に伝えるシステムも引き合いが増えている。現場作業が楽になるとともに、人的ミスも防げる。

 一方、他のメーカーとのコラボも増えている。例えば自動精算機と当社のフロント会計システムを連動させて、朝の会計業務を省力化するシステム。会計業務をほぼ自動化して、生産性向上に実績を上げている旅館さんが既にいらっしゃる。

 ――予約管理、顧客管理、フロント会計を行うトータルシステムで、新シリーズ「フューチャーV」が開発された。

伊原 従来の「フロントシステムVシリーズ」をさらに進化させ、先ほど申し上げた他のメーカーとのシステム上のコラボや、お客さまからのカスタマイズの要望に、より柔軟に対応できるようにした。名前通りの「未来志向」のシステムだ。大規模から中小規模まで、どの規模の旅館さんにも対応できる。クラウド版などのバージョンも用意している。

 フロント会計機能では、日別や月別、また客層別、エージェント別の売り上げデータを集計、把握できる。売り上げ実績の推移が分かりやすく示され、今後の経営戦略を立てる上で参考になる。今後はユーザーがより高度な戦略を立てられるよう、システムの磨き上げを図りたい。

 システムはこのほか、必要最小限の機能を備えた中小旅館さん向けの安価なシステム「フロントシステムスマート」と、ビジネスホテルに特化したシステム「フロントシステムBIZ」をラインアップしている。スマートは操作性が抜群によく、お手頃価格でユーザーから根強い人気がある。BIZは今後、シティホテルやビジネスホテルの大幅増が予想されるので、当社としても強化をしなければと考えている。

 さらに、CTIシステム、ウェブ予約との連動システムなど、オプションシステムも豊富に用意している。

 ――会社は創立40年。ここまでユーザーに支持されている秘訣は。

 伊原 製品自体もそうだが、アフターフォロー面で高い評価をいただいている。

 またユーザーである旅館・ホテルさんの生の声を丁寧に聞いて商品開発に生かしている。時代の変化を敏感に捉えるととともに、お客さまごとのニーズにできる限りの対応をしている。

 これまで延べ4600軒、今は約900軒のユーザーがいらっしゃる。私たちは旅館・ホテルさんに学び、ここまで歩んでこられた。これからもお客さまの声を謙虚に受け止め、商品開発に生かしたい。

 ――40周年記念の商品やサービスなどは。

 伊原 商品内容やサービス、価格面で、より一層お客さまに還元したいと思う。

 ――読者に向けて年頭のメッセージを。

 伊原 2020年の東京五輪に向けて、旅館・ホテルの需要は一層高まっていくだろう。私たちもシステム面で旅館・ホテルの皆さまのサポートをしていきたいと思う。

 2月の国際ホテル・レストラン・ショーをはじめ、旅館・ホテルの皆さまと直接お会いする機会には、安価で、操作性がよく、アフターフォローも充実しているという、当社の特長を大いにアピールしていきたい。 

http://njcs.co.jp/


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