【データ】旅行や観光分野のサステナビリティへの取り組みに関する意識調査 楽天トラベル調べ

  • 2021年11月2日

 楽天トラベルは10月28日、「旅行や観光分野のサステナビリティへの取り組みに関する意識調査」の結果を発表した。

 旅行予約サービス「楽天トラベル」( https://travel.rakuten.co.jp )は、旅行者を対象に、旅行や観光分野のサステナビリティへの取り組みに関する意識調査を実施しました。旅行先や宿泊施設でのサステナビリティに向けた課題例をいくつかあげて問題意識をたずねたところ、気になることはないと回答した人は3割以下にとどまり、4人のうち3人(74.6%)がいずれかの課題に問題意識を感じていることがわかりました。また、それらの課題に取り組む意欲についてもたずねたところ、約8割(80.7%)がいずれかの取り組みをしたいと回答しました。今回の調査を通じて、旅行先や宿泊先のサステナビリティへの取り組みについて、旅行者が高い関心を持っていることがわかりました。
<調査結果まとめ>
今回の調査により、旅行先・宿泊施設を通じて数あるサスティナビリティ課題の中でもゴミの廃棄問題や食品(フード)ロス問題など、より身近な課題に関心が高い傾向となった。一方で、旅に出る前に参考となるサスティナビリティへの取り組みに関する情報は不足していると感じている旅行者も多いことが分かった。<調査結果概要>

  • 旅行者の4人のうち3人(7割以上)が、旅行先や宿泊施設のサステナビリティへの取り組みについて、何らかの問題意識を感じている。
  • 旅行先や宿泊施設でのサステナビリティに向けた課題トップ3:①観光地でゴミがポイ捨てされているなど、不適切なゴミ処理 ②旅行先や宿で食べきれない量の食事がでるなど、食品(フード)ロスの問題 ③宿泊施設での使い捨て備品の提供や頻繁なタオル交換などの、過度なサービスの提供
  • 旅行者の8割以上が、旅行先や宿泊施設で何らかのサステナビリティの取り組みを行いたいと考えている。
  • 宿泊施設を選ぶ際に参考にしたいサステナビリティの取り組みトップ3:①地産地消や地域の食文化の提供  ②食品(フード)ロスや使い捨てアメニティなどの廃棄の削減 ③連泊時の備品の過度な洗濯交換を控えることなどによる水資源の節約

アンケート結果<サマリー>
① 【旅行先や宿泊施設のサステナビリティ課題への問題意識は高い】
旅行先や宿泊施設のサステナビリティ課題に対し問題だと感じるかたずねたところ、「気になることはない」と答えた人は25.4%となり、74.6%の人がいずれかの課題に対して問題意識があるという結果に。「ゴミ・廃棄物のポイ捨て、適切に清掃や廃棄がされていないこと」(41.4%) 、「多くの食品の廃棄を感じる、食べきれない量の食事の提供」(35.2%)、「宿泊施設で過度なサービスの提供(不要な使い捨てアメニティの提供や頻繁なタオル・シーツ等の交換など)」(24.3%)と続いた。不必要、不適切な廃棄の削減に関する課題対して関心が高い傾向がみられた。

※アンケートの詳細はAppendixをご参照ください。

② 【旅行先や宿泊施設のサステナビリティ課題に取り組む行動意欲も高い】
上記①で提示した課題に対し、改善に向けた取り組みを行いたいかたずねたところ、80.7%の人がいずれかの行動をしたいと回答した。観光地の不適切なゴミ処理、食品(フード)ロス、宿泊施設での不要な使い捨て備品や頻繁なタオル交換など過度なサービスの提供が、①での問題意識と同様に、行動意欲においてもトップ3にランクインする結果に。①②のアンケートを通じて、民族文化や建築物・自然環境の保全といったスケールの大きい課題よりも、旅行先や宿泊施設の身近な課題に対してより関心が高い傾向がみられた。

※アンケートの詳細はAppendixをご参照ください。

③ 【旅行先や宿泊施設のサステナビリティへの取り組みに関する情報は不足している】
旅行先や宿泊施設のサステナビリティへの取り組みについて、旅行前に得られる情報の充足度を聞いたところ、選択肢全ての情報において6割から7割が「得られていない」と回答した。旅行先や宿泊施設のサステナビリティの取り組みに関心をもつ旅行者が多い一方で、事前に参考になる情報が不足している現状が明らかとなった。

赤枠:得られている=(「十分に得られている」+「ある程度得られている」)、黒枠;得られていない=(「あまり得られていない」+「全く得られていない」)、枠なし:情報を必要としていない
※アンケートの詳細はAppendixをご参照ください。

④ 【宿泊施設を選ぶ際に参考にしたいサステナビリティな取り組みは、地域の食文化の提供や廃棄の削減が上位に】
「地域の食文化の提供への取り組み」(40.4%)がトップで、続いて「フードロスや使い捨てアメニティなどの廃棄の減少、削減への取り組み」(39.8%)と、ともに4割近い結果となり、「連泊時のタオルや寝具、シーツ等の過度な洗濯、交換を控えることができる、またバスルームの節水など、水の使用量削減への取り組み」(34.7%)と続く。宿選びにおいては、その地域ならではの食材を使った料理の提供や食品(フード)ロスなどの食事に関する取り組みや、備品の使い捨て、過度な利用の抑制などによる廃棄の削減に対して、特に高い関心がみられる結果となった。

【アンケート概要】
・対象者:男女20歳~69歳 1,081名(20代男性104名 女性106名、30代男性109名 女性110名、40代男性109名 女性110名、50代男性109名 女性106名、60代男性109名 女性109名、「直近2年以内に宿泊旅行経験がある」かつ「自分自身で宿泊の手配をした」方 ・調査期間:2021年8月 ・調査方法:インターネットリサーチ


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