KLOOKは5日、コロナ禍における旅行計画の実態調査の結果を発表した。
調査方法:インターネット調査
調査日:2021年3月12日
有効回答:20代〜60代で、新型コロナウイルス感染症拡大以降に旅行(レジャー)の計画をした経験のある人109名
■コロナ長期化で「昨年よりもストレスが増加している」と回答した人は68.8%
「Q1. 新型コロナの影響長期化や2度目の緊急事態宣言により、昨年よりもストレスが増加していると感じますか。」(n=109)と質問したところ、「非常に感じる」が27.5%、「少し感じる」が41.3%という回答となりました。
・非常に感じる:27.5%
・少し感じる:41.3%
・あまり感じない:22.9%
・全く感じない:5.5%
・わからない:2.8%
■約8割の人が、昨年よりも旅行やレジャーにいきたい気持ちが強まっていると回答
「Q2. 新型コロナの影響が続いている生活の2年目となった今年、昨年より旅行やレジャーに行きたいという気持ちは強まっていると感じますか。」(n=109)と質問したところ、「非常に感じる」が35.8%、「少し感じる」が44.0%という回答となりました。
・非常に感じる:35.8%
・少し感じる:44.0%
・あまり感じない:13.8%
・全く感じない:1.8%
・わからない:4.6%
■旅行計画の際、インターネットで旅行先や施設の情報収集を行った人は8割以上
「Q3. コロナ禍(2020年2月以降)での旅行やレジャーの計画をするにあたって、インターネットで事前に旅行先や施設の情報収集を行いましたか。」(n=109)と質問したところ、「はい」が80.7%という回答となりました。
・はい:80.7%
・いいえ:15.6%
・わからない:3.7%
■コロナ禍におけるレジャーの計画段階において『計画疲れ』を感じた人は、50.1%
Q3で「はい」と回答した方に、「Q4. コロナ禍での旅行やレジャーの計画にあたって、事前の情報収集による『計画疲れ』を感じましたか。」(n=88)と質問したところ、「非常に感じた」が14.9%、「少し感じた」が35.2%という回答となりました。
・非常に感じた:14.9%
・少し感じた:35.2%
・あまり感じなかった:29.5%
・全く感じなかった:19.3%
・わからない:1.1%
■『計画疲れ』を感じる理由について:「お店や施設の営業状況や営業時間について事前リサーチが必要」が68.2%で最多
Q4で「非常に感じた」「少し感じた」と回答した方に、「Q5.コロナ禍での旅行やレジャーの計画にあたって、事前の情報収集による『計画疲れ』を感じる理由について、当てはまるものを教えてください。(複数回答)」(n=44)と質問したところ、「お店や施設の営業状況や営業時間について事前リサーチが必要」が68.2%、「コロナ禍でも楽しめるような場所やプランがなかなか見つからない」が59.1%、「お店や施設の感染対策について事前リサーチが必要」が34.1%という回答となりました。
・お店や施設の営業状況や営業時間について事前リサーチが必要:68.2%
・コロナ禍でも楽しめるような場所やプランがなかなか見つからない:59.1%
・お店や施設の感染対策について事前リサーチが必要:34.1%
・複数のWebサイトや代理店での価格や条件比較が大変:27.3%
・施設やアクティビティなどのWebサイトで事前予約手続きが面倒:15.9%
・その他:4.5%
■新型コロナ以降、旅行やレジャーが『計画倒れ』した人66.1%
「Q6. 新型コロナ以降(2020年2月以降)から現在にかけて、計画した旅行やレジャーが実現できなくなる『計画倒れ』を経験したことはありますか。」(n=109)と質問したところ、「はい」が66.1%という回答となりました。
・はい:66.1%
・いいえ:32.1%
・わからない:1.8%
■旅行やレジャーが『計画倒れ』した理由:「新型コロナウイルスの感染拡大のため」が70.8%で最多
Q6で「はい」と回答した方に、「Q7.計画していた旅行やレジャーが『計画倒れ』になった理由を教えてください。(複数回答)」(n=72)と質問したところ、「新型コロナウイルスの感染拡大のため」が70.8%、「GoToトラベルが停止または再開の目処が立たないため」が41.7%、「緊急事態宣言が発令または延長されたため」が33.3%という回答となりました。
・新型コロナウイルスの感染拡大のため:70.8%
・GoToトラベルが停止または再開の目処が立たないため:41.7%
・緊急事態宣言が発令または延長されたため:33.3%
・コロナ禍で家族や知り合いに止められたため:18.1%
・世間の目が気になったため:15.3%
・旅行先で施設の時短営業や休業などの制限が予測されたため:12.5%
・勤務先から止められたため:11.1%
・その他:5.6%
■まとめ
今回の調査では、20代〜60代で、新型コロナ以降に旅行(レジャー)の計画をした経験のある人109名を対象に、「コロナ禍における旅行計画の実態調査」を行いました。結果、コロナの影響長期化で「昨年よりもストレスが増加している」と回答した人は68.8%。また、約8割の人が、「昨年よりも旅行やレジャーにいきたい気持ちが強まっている」と回答しました。
旅行やレジャーの計画の際に『計画疲れ』を経験した人は50.1%おり、理由としては「お店や施設の営業状況や営業時間について事前リサーチが必要だから」「コロナ禍でも楽しめるような場所やプランがなかなか見つからない」「お店や施設の感染対策について事前リサーチが必要」などに多くの回答が集まりました。
また、新型コロナ流行以降、計画した旅行やレジャーが『計画倒れ』した人は66.1%おり、理由としては「新型コロナウイルスの感染拡大のため」「GoToトラベルが停止または再開の目処が立たないため」など、長引くコロナの影響で計画が実行されていないことが判明しました。