ロコタビは12日、「世界各国のソーシャルディスタンスと町の変化」調査の結果を発表した。
海外と関わる人の課題を解決する事を目的に運営する「ロコタビ」が今できる事は世界の変化を自社サービスが持つネットワークを生かし、現地のリアルを伝え、今後も変わらず「海外と関わる人の課題を解決する」ことを使命とし、この度新型コロナウイルスよって変化した「現地変化」についての様々な調査分析を行い、調査レポートインフォグラフィックを作成しました。今回は、その中からソーシャルディスタンスについて記載します。
■調査概要
調査の方法:ロコタビ登録の海外9カ国在住ロコへのアンケート
調査実施日:2020年5月27日~6月3日
調査主体:株式会社ロコタビ
※本内容を掲載の際は、出典「ロコタビ調べ」と明記をお願いいたします。
- 世界各国のソーシャルディスタンス推奨距離
日本では、新型コロナウイルスに関連する3密として「ソーシャルディスタンス」の距離は2メートルが推奨されていますが、その「距離」は世界によって多少の違いがあることがわかりました。
1メートル:フランス、イタリア
1.5メートル:ドイツ、ホンジュラス
1.8メートル:アメリカ
2メートル:スイス、スペイン、韓国、日本
- ソーシャルディスタンスによる町の変化
- 至る所にソーシャル・ディスタンスの表示が出るようになり、マスク着用が義務付けられました。(ドイツ在住日本人)
- 銀行の前、スーパーマーケットのレジの前などに、1.5メートル間隔にラインが引いてあります(ホンジュラス在住日本人)
- 公園の芝に円、散策路に6ftのスケールが現れました。(サンフランシスコ在住日本人)
- 公共交通機関の座席が、ソーシャルディスタンスのため、座れない席が多数できました。(イタリア在住日本人)
足元もソーシャルディスタンス。玄関で靴を脱ぐ人が増加しているようです。ニューヨークやパリから「現地の人の生活の変化について」日本では当たり前とされている文化が見られるとの声がありました。家の外のものを家の中に持ち込まないという事で足元の社会的距離も保たれている。ビーチにも求められるソーシャルディスタンス。ドイツやスペインではビーチパラソルの配置について距離を保つことが求められ、イタリアでは監視員による人工呼吸対応を禁止するようにという決まりもでている。
- 調査資料全て閲覧可能
▼本調査におけるインフォグラフィック全データは下記より閲覧可▼
[調査]2020年5月 海外在住日本人目線の回答集計データ
https://www.slideshare.net/ssuser81bd68/may-2020-response-data/ssuser81bd68/may-2020-response-data
(目次)
1.国別入国制限について (回答:30か国35都市在住日本人)
-入国制限の有無
-入国条件詳細
2.コロナで変わったこと (回答:9か国9都市在住日本人)
-社会的距離の比較
-社会的距離における施策
-消費
-娯楽消費
-物価