
にぎわう店内
餅菓「開拓おかき」などで知られる北菓楼(本社・北海道砂川市)は4月7日、札幌市中心部に同市2カ所目となる路面店「KITAKARO L(キタカロウ エル)」をオープンした。
「L」はLABO(ラボ=研究室)の意味で、同社では新たな挑戦をテーマに従来と違った商品展開を進め、客層の拡大と人口が集中する札幌での知名度アップを目指す。ロゴマークも既存店と変えて独自性を強調し、若い職員の発想で開発した限定商品も多く提供している。
場所は、道立近代美術館の南側(中央区北1条西17)で鉄骨造り2階建て。売り場面積は215平方メートルでイートインスペースも設けている。
連日、多くの市民や観光客でにぎわっており、店長の堀尾太星氏も「従来の北菓楼とはまた違った世界観を提供する場として、より幅広いお客さまに親しまれる店にしたい」と意気込む。
同社の店舗は、本社がある砂川市のほか、札幌市内のデパートや新千歳空港の直営店、2016年に旧道立図書館を改装して設置した札幌本館などと合わせ10カ所目となる。