
米国商務省旅行観光担当副次官補のアレックス・ラズリー氏
米国の公式観光促進団体であるブランドUSAは、全米各地の観光局などからなるセールスミッションを編成して来日し、7月9~12日の期間、東京と大阪でセミナー、商談会などを開催した。日本側からは旅行会社など延べ約280人が参加した。
11日にウェスティンホテル東京で開いた歓迎レセプションで、米国商務省旅行観光担当副次官補のアレックス・ラズリー氏は次のようにあいさつし、今後の日米間の活発な観光交流に期待を示した。
「今年は『日米観光交流年2024』。米国では2027年までに海外からの年間訪米旅行客数9千万人、同旅行客の旅行消費額2790億ドルを目標に掲げている。これにより、米国の旅行観光輸出が増加し、米国の雇用も創出される。現在、この27年目標は1年前倒しの26年に達成できる見込みだ。昨年11月29日にラーム・エマニュエル駐日米国大使と斉藤鉄夫国土交通大臣が大使公邸で『日米観光交流年2024』に署名した。日本は引き続き米国にとって重要かつ大切な市場であり、両国間の交流は、米国人と日本人の間の特別な絆を強める」
今回のセールスミッションで来日、出展した団体(32団体)は以下の通り。
デスティネーションDC、マサチューセッツ州政府観光局、シカゴ観光局、ヒルトン・ワールドワイド、キシミー観光局、グレーター・マイアミ観光局、テキサス州観光局、オースティン観光局、ヒューストン観光局、ラスベガス観光局、ファウンテンブルー・ラスベガス、ウィン・ラスベガス、スフィア、メンフィス観光局、フェアバンクス観光局、シアトル観光局、スノホミッシュ群(シアトルノースカントリー)観光局、オレゴン州観光局、ポートランド観光協会、モンタナ州政府駐日代表事務所、ワイオミング州観光局/シェリダン観光局、コロラド州観光局、カリフォルニア観光局、サンフランシスコ観光協会/サンフランシスコ国際空港、ヨセミテ・マデラ郡観光局/OTOディベロップメント、ロサンゼルス観光局、ハーツレンタカー、ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル、サウスコーストプラザ、ダフリー by Avolta、スポーツ・トラベル・アンド・ツアーズ、グレイライン・シティサイトシーイング・ニューヨーク。
商談会の様子(7月11日 ウェスティンホテル東京)
米国商務省旅行観光担当副次官補のアレックス・ラズリー氏