「城泊」「寺泊」の整備促進 観光庁、補助事業で公募

  • 2020年6月12日

 観光庁は、日本各地に点在する城や社寺を宿泊施設として活用する「城泊」「寺泊」を推進する。5月26日に環境整備を促進する補助事業の公募を開始した。宿泊しながら日本文化を体験できる施設として整備を支援し、訪日外国人旅行者の長期滞在などに生かしたい考えだ。

 事業名は「観光振興事業費補助金(城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業)」。

 城泊は天守閣、櫓(やぐら)、城郭内の歴史的資源などに宿泊。寺泊は、宿坊など社寺に宿泊する形態を指す。旅館業法の営業許可、住宅宿泊事業法に基づく届け出、イベント民泊の承認などを条件とする。

 補助対象者は、DMO、民間事業者、または自治体やDMO、民間事業者を中心に構成する地域協議会。城泊ではすでに取り組みを実施中、もしくは計画が具体化している施設が支援対象。寺泊はすでに日本人向けに運営されている施設を支援する。

 補助の対象となる経費は、客室の改修、寝具や家具の賃借、施設内の多言語対応、情報提供や予約システムの整備、体験型・滞在型コンテンツの企画や造成、コンシェルジュの養成などに要する費用。補助率は2分の1で、1件当たりの補助上限額は城泊が750万円、寺泊が780万円。

 支援先の募集締め切りは6月30日。公募要領などは観光庁のホームページに掲載されている。

 
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