埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)は、産学官連携で秩父名物「みそぽてと」を使った「みそぽてコッペ」の開発や販路開拓を支援している。1月27日に5年ぶりとなる祭り「秩父はんじょう博」で試験販売。今後、道の駅や産業センターなど信金のネットワークを活用して販路拡大を支援していく。
みそぽてコッペの開発は、2022年10月に秩父支店の取引先「みそぽてと本舗」から、知的財産権の相談を受けたことがきっかけ。さいしんコラボ産学官と連携し、同本舗の「みそぽてと」、秩父学給パンセンターの「コッペパン」、社会福祉法人清心会の「借金なし味噌」、そのほか秩父産の食材を組み合わせて、女子栄養大学の学生のレシピをもとに2回の試食会を経て考案。その後、学生らの磨き上げで秩父の特産品くるみを使った「みそぽてくるみコッペ」の開発にもつながった。【記事提供:ニッキン】
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