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最新宿泊&施設情報  第2782号≪2015年1月17日(土)発行≫掲載
 箱根強羅温泉に昨年12月5日、全20室の高級旅館「円かの杜(まどかのもり、全20室、全室露天風呂付き)」(飯山和男社長)がオープンした。目黒区の保養所だった物権を取得し、約1年間の工期をかけて全面リニューアル。投資総額は約10億円だ。うち約半分は日本政策投資銀行の経営革新融資で調達した。
円かの社の外観

 飯山社長は岐阜県高山市の出身。同地では「飛騨亭花扇(全48室、17室が露天風呂付き)」と「花扇別邸いいやま(全15室、7室が露天風呂付き)」を経営している。

 箱根強羅温泉に進出したのは09年。新宿区の保養所だった物権を取得し、「強羅花扇(全20室、全室露天風呂付き)」として開業。10年には箱根登山鉄道強羅駅前の老舗旅館を取得し、「強羅花扇早雲閣(全24室、4室が露天風呂付き)」として営業を始めた。円かの杜は箱根で3軒目の挑戦となる。
 
客室の露天風呂

 強羅で展開する3軒は近接。しかも全て自家源泉だ。早雲閣が持つ55.6度の湯は強羅花扇と共有。円かの杜は63度と91.1度の2本の源泉を保有している。泉質は全て弱アルカリ性で肌に優しい。

 円かの杜では、自家源泉の1本を大浴場に、もう1本を客室露天風呂に、それぞれかけ流しで贅沢に使用。「館内で湯めぐりを楽しんでいただける」(女将の松坂美智子さん)。
 
木をふんだんに使った客室
巨木一枚板のチェックインカウンター

 玄関を入ってまず驚くのは、全20室の宿には不釣り合いなくらい広々としたパブリックスペースと木の香り。葛飾北斎の金屏風を背にしたチェックインカウンターには2〜3千年もの間、土に埋まっていたといわれる神代けやきの巨大な一枚板が使われ、高い天井の梁もすべて一本の木材だ。

 飯山社長は旅館建築用の木材を、飛騨高山の木材市場で何年もかけて直接競り落とし、保管してきた。円かの杜の館内、外観の全てにその貴重な木材が惜しげもなく使われている。リニューアル工事にあたっては、1300年の歴史を持ち、「飛騨の匠」と呼ばれる木工職人、大工を現地から呼び寄せ、作業にあたらせた。

 提供する料理は、現地から直送された飛騨牛、相模湾などであがった新鮮な魚介類、箱根周辺の山に息づく野菜、キノコなど。使う飛騨牛はすべて最高ランクのA5等級だ。13タイプ全20室の客室は、全て露天風呂付きで、ベッドを備えた和洋室・和室となっている。
 
【神奈川県・箱根強羅 円かの社  http://www.gorahanaougi.com/madokanomori/
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