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　■いらっしゃいませ！　　第2513号≪2009年5月2日（土）発行≫掲載

第533回「よその旅館ホテル」

呑海桜（兵庫県・赤穂温泉）
女将　川中祥子さん

──忠臣蔵で有名ですね。
　「忠臣蔵のふるさと、播州赤穂には義士にまつわる史跡が多く、12月14日の義士祭には多くの観光客で賑わいます。近くには、赤穂城跡、大石神社、歴史博物館などがあり、送迎サービスも行っております」

──立地は。
　「瀬戸内海国立公園、赤穂温泉の中でも東南の高台に位置し、全室、全浴場から、東に明石海峡大橋、淡路島、南や西には、小豆島や家島群島、はるか四国山脈まで見晴らせます」

──館内設備は。
　「平成19年4月にロビーフロアや調度品はすべてリニューアルしました。客室は、和室、和洋室タイプがあります」

──お風呂は。
　「離れには、目の前に瀬戸内海が見渡せる露天風呂や自然石を組み合わせた大岩風呂があり、雄大な景色が楽しめるとお客さまに人気です。泉質は、ミネラル成分を含む食塩泉で体が温まり、痛みを和らげ種々の病気に効果的です。そのほか、館内には大浴場や貸し切り風呂もあり、ゆっくりお入りいただけます。立ち寄り湯は、11時30分から14時30分まで、お1人さま1500円でご利用可能です」

──料理の特長は。
　「瀬戸内海で獲れる新鮮な魚介類を熟練の技で仕上げる会席膳は、旬の素材を楽しんでいただくため月替わりで、リピーターのお客さまにも大変好評です。これから夏に向かって、ハモやタコ、キス等が旬を迎えます。また、赤穂名物の鯛の塩釜焼きも人気で、味はもちろんのこと、パフォーマンスとしても楽しめます。当館オリジナル料理の『陣太鼓焼き』は、魚介、肉の2種類から選べます」

──料金は。
　「1泊2食で1万5千円から3万円です」

【25室、定員130人】

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