ライオンのグループ会社、ライオンハイジーンは、業務用ハンドソープ「キレイキレイ泡ハンドソープ」の550ミリリットルポンプに、ハンドソープ市場では初めてとなる抗菌ポンプヘッドを採用した。

　ライオンの調べによると、消費者が気になる汚れの最も多かった答えが「菌」で回答率93％。つまり、ほとんどの人が菌を気にしている。容器についても「ポンプヘッドの菌が気になる」と回答した人は64％に達した。

　ライオンが今回新しく採用した抗菌ポンプヘッドは、菌がいない状態を長時間保つことができる。抗菌ポンプヘッドに菌を付着させて24時間放置したところ、通常ある菌の増殖がなかったという実験結果が出ている。

　水分によってポンプヘッド部分の抗菌剤に含まれる亜鉛イオンが菌表面に引き寄せられ、菌表面の細胞膜を破壊、菌の増殖を抑制する。

　抗菌ポンプヘッドは、抗菌製品技術協議会ガイドラインの基準「SIAAマーク基準（抗菌加工されていない部分と比較し、細菌の増殖割合が100分の1以下であり、耐久性試験後も抗菌効果が確認される）」に適合しており、効果が第三者に立証されている。

　また、大量に使用する旅館ホテル、飲食店向けとして、詰め替え用2リットル、4リットルに加え、特大の10リットルもラインアップしている。殺菌成分配合やきめ細かい泡による汚れ除去・泡切れ、泡立てに手間がかからない、100％植物性洗浄成分使用といった従来からの特長も好評を得ている。

　この件についての問い合わせ先は、ライオンハイジーンTEL03（5819）7770。