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旅館・ホテル ■第2805号《2015年7月11日(土)発行》    
 

シルバースター部会、登録施設900軒台回復を目指す
再選が決まった多田部会長

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)のシルバースター部会(多田計介部会長=石川県・ゆけむりの宿美湾荘)は2日、東京の都道府県会館で27年度総代会を開き、シルバースター登録施設の900軒台回復を目指すなど、今年度事業計画を承認した。任期満了に伴う役員改選では多田部会長を再選した。

 多田部会長は「組織の仲間を増やせるよう役員の皆さまにお願いしたい。(47都道府県の地区委員は)最低1軒、常任委員はその3倍の数字をあげると先の常任委員会で決議した。成果をあげれば登録施設の900軒台回復は達成できる」と述べた。

 高齢者などの受け入れで、ハード、ソフトで一定の条件をクリアしたシルバースター登録施設は現在821軒。ピーク時は1千軒を突破したが、施設の廃業などで漸減傾向が続いていた。

 部会の役員らは、シルバースター登録施設の拡大に向け、近隣の旅館・ホテルなどに登録申請を促す。次回の登録審査委員会は8月10日に行われる。

 事業計画はほかに、シルバースター登録制度を一般にアピールするキャンペーンの実施、インターネットを利用した登録施設への集客事業、登録施設に向けた有益な情報の発信、勉強会の開催など。

 キャンペーンは秋または冬に予定。また新規事業として9月7〜9日に東京で行われる温泉・温浴施設、宿泊施設向け専門トレードショー「スパ&ウエルネスジャパン2015」に参加。8日に行われるシンポジウムで多田部会長が「長寿社会に応える人に優しい宿」と題して講演する。

 消費者へのアピールとして、昨年発行した登録施設を紹介するガイドブックの第2弾も作成を検討する。

 2年間の任期満了に伴う役員改選では多田部会長を再選。多田氏は23年度から部会長を務め、今期で3期目となる。中村実彦副部会長、経営研究委員長(長野県・五龍館)も再選した。

 会には全旅連の北原茂樹会長(京都市・旅館こうろ)、厚生労働省健康局生活衛生課の山崎雅志課長補佐が出席。北原会長は「高齢化社会を迎え、高齢者に対応できる宿づくりが叫ばれている。シルバースター部会の果たす役割は大きい」。山崎課長補佐は「人に優しい宿のコンセプトを掲げ、全ての人が利用しやすい施設の整備を進めているシルバースター登録施設の皆さまに敬意を表する」と述べた。

 議事に続き研修会を開催。郵船クルーズの「飛鳥」第5代船長を務めた幡野保裕氏が「飛鳥のホスピタリティーとクルーズの魅力」をテーマに講演した。



日本ホテルスクール、ヤングスコールクラブジャパンを発足
帝国ホテル東京で開かれた発足式

 日本ホテルスクール(東京都中野区、石塚勉理事長・校長)は4日、観光業界における世界最大の民間組織「スコールクラブ」(本部=スペイン・トレモリノス)の傘下組織となる「ヤングスコールクラブジャパン」の発足式を帝国ホテル東京で開いた。スコールインターナショナル幹部、スコールクラブジャパン会員や観光業界関係者約50人も出席した。

 同校は、現在1021人の学生が在籍する日本最大のホテル学校で、英語で授業を行っている英語専攻科の学生77人(1年生31人、2年生46人)をヤングスコールクラブの会員とした。

 スコールクラブは、旅行会社、航空会社、船舶会社、ホテル、レストラン、政府観光局など観光業界に関係する会社・組織の経営者・経営幹部を主な会員とする世界規模の組織。

 1932年に発足し、現在は世界80カ国で400クラブ、1万7千人の会員がいる。日本には東京、名古屋、大阪の3クラブがあり、約130人が会員となっている。3クラブを取りまとめるスコールクラブジャパンの会長を同校の石塚理事長が、14年から2年間の任期で務めている。

 スコールクラブでは、世界的に年々会員数の減少傾向がみられることから、18〜35歳までの次世代の観光業界を担う世代向けに「ヤングスコール」という新たなカテゴリーを作り、会員増強を図っている。ヤングスコールクラブジャパンの発足はこの動きに呼応したもの。

 ヤングスコールクラブの国別会員数は、イタリアが121人、米国が69人、インドが63人であることから、ヤングスコールクラブジャパンは国別で世界2位の規模となる。

 石塚理事長は「さまざまな会員組織が高齢化と会員数の減少に直面している。世代交代の準備が必要だ」とあいさつ。その上で「(皆さんは)ヤングスコールクラブの会員となることで、世界規模で観光業界の仲間達と交流・情報交換する機会を得た」と出席した学生に呼びかけた。

 来賓の一人として出席した日本政府観光局の小堀守理事は「いま日本のインバウンド旅行市場は極めて高い成長率で、世界中から注目されている。世界とのネットワーキングでホスピタリティを磨くことで、これからの日本の国際観光を担う人材に育っていってほしい」と祝辞を述べた。



群馬・伊香保の塚越屋七兵衛大女将、群馬県公安委員長に就任
塚越裕子氏

 群馬・伊香保温泉の旅館、塚越屋七兵衛の会長・大女将の塚越裕子氏(71)=群馬女将の会会長、観光カリスマ=が1日、群馬県公安委員長に就任した。旅館の女将が同県公安委員長に就任するのは初めて。塚越氏は「多くの人に接するという女将の仕事の経験を生かし、第一線の警察官の仕事ぶりにも触れて、街の安心安全に取り組みたい」と県内の治安維持への意欲を見せている。

 公安委員会は、都道府県警察の民主的運営と政治的中立を確保するため、独立した機関として警察事務の全てを管理監督する。群馬県公安委員会は、県民を代表する委員3人で構成し、うち1人が委員長として委員会を代表する。

 塚越氏は伊香保町(現渋川市)出身。伊香保温泉観光協会理事や常務理事を歴任し、1999年に群馬女将の会会長に就任、03年に観光カリスマに選ばれた。日銀総裁や首相、蔵相を務め、二・二六事件で暗殺された高橋是清の孫に当たる。

 13年12月に同県公安委員に就任し、前任者の任期満了による退任に伴い、公安委員長に就任した。現在、毎週水曜に委員会を開いて県警幹部らと意見交換に臨んでいる。

 現在、同県では目立った治安上の懸案事項はないという。一方で、同県は温泉地などの観光地が多く、観光客ら県外者の安全にも留意する必要がある。

 塚越氏は「群馬女将の会の標語である『笑顔、会話、我慢』は警察官も同じ。365日24時間県民の日常生活を守っている。郡部だろうが前橋・高崎といった大都市だろうが、一人一人の警察官が自覚を持って県民と接し、安心安全のために努力している」と県警職員の頑張りを評価した上で、「(公安委員は)警察行政のチェックが基本だが、一線の警察官とも協力して多くの人と関わって治安の維持に寄与したい」と意欲を示した。



山形県知事、山形・古窯女将の佐藤さんに感謝状

 「やまがた女将会」の会長を、今年5月まで7期14年務めた日本の宿・古窯(山形県上山市)の女将の佐藤洋詩恵さん=写真=に3日、吉村美栄子山形県知事から感謝状が贈られた。

 佐藤さんは同会の2代目会長として2001年に就任。県内各地の温泉旅館57施設の女将らで組織する女将会の先頭に立ち、これまで6回開催された山形デスティネーションキャンペーン(DC)など多くの観光PRで活躍。観光立県の推進、振興に多大な功績があったとして感謝状が贈られた。

 佐藤さんは観光経済新聞社の取材に応じ、「次世代を支え、若手を育て、日本の伝統文化を担う旅館のおもてなし力を高め、そして国際化を図っていきたい」と喜びを語った。





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