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地域観光 ■第2800号《2015年6月6日(土)発行》    
 

山形で日台観光サミット、約200人が出席
観光関係者が一堂に集まった

 日本と台湾の交流拡大を目指し、双方の観光に関わる機関・団体、旅行会社の関係者ら約210人が出席し、山形市のホテルメトロポリタン山形で5月28日、「日台観光サミットin山形」が開かれた。31日まで、米沢の酒蔵や蔵王温泉、東根のさくらんぼ狩り、銀山温泉、最上川舟下り、羽黒山など県内各地を見学、視察した。

 サミットは2008年から日本と台湾で交互に開催し、今回で8回目、東北では初めての開催となる。「観光交流人口500万人時代に向けて」をテーマに、日台双方の現状などについて意見交換した。

 山口範雄・日台観光推進協議会会長(日本観光振興協会会長)はあいさつで、「全国の都道府県に先駆け日華親善協会を設立し、台湾との結び付きが深いのが山形県」と述べる一方、「昨年、相互の観光客数が過去最高となる446万人を記録。2年前倒しで(400万人の目標を)達成した。500万人に向け相互の親善を強化することが大切だ」と強調した。

 韡瑟珍・台日観光推進協議会会長(台湾観光協会会長)は、「山形と台湾は歴史的に関係が古く、台湾で誰もが知っている『おしん』の舞台になったところでお会いでき光栄だ。復興半ばの東北の観光振興の一助になれるよう、両国は観光プロモーションの強化に努め、さらには双方向の観光交流を行い、新たな時代の幕開けを期待」すると述べた。

 吉村美栄子山形県知事は「身近で親しみがある存在。山形の魅力を感じてもらいたい」と歓迎のあいさつを述べた。

 高橋宏明・東北観光推進機構会長が「東北の現状と広域観光モデルルート」と題して報告。「東北の『夏祭り』への誘客と、放射線量や食について安全、安心性」を訴えた。

 会議では「日本では東京や京都、台湾では台北などの大都市に一極集中が顕著化しているが、打開策として教育旅行への取り組みや、地方分散・季節分散の対応が大切だ」との意見があった。また台湾側から、双方にある同じ駅名を素材としたキャンペーンへの展開について提案があった。

 山口会長は「双方は、一層の相互理解と交流拡大に向けた人材育成を進めるため、若い世代の交流や観光業界・行政などの人材交流を積極的に推進する」とする議長総括を発表した。

 次期開催地は台湾東北部、宜蘭県に決まった。



7月から大分DC、観光客15%増目標
大分DCをPRする5連ポスター

 大分県やJRグループによる「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン」(大分DC)が7月1日に開幕する。「いやします。ひやします。」をキャッチコピーに温泉をはじめ食、自然、歴史・文化、アートなどをPRし、集客拡大を目指す。5月26日には、大分市内で開かれた実行委員会後に記者会見が開かれ、全国のJR駅などに張り出す「5連ポスター」が初披露された。

 大分県で開催されるDCは1995年以来、20年ぶり。広瀬勝貞知事を会長に、自治体や団体、観光事業者など72団体が参加する実行委員会が準備を進めている。

 記者会見には、広瀬知事、JR九州大分支社の津騠守支社長が出席し、開幕まで1カ月ほどになった大分DCの取り組みを紹介。写真家、石川直樹氏が撮影した「5連ポスター」、全国で配布する公式ガイドブックなどを初めて公開した。

 DC期間中の主なイベントは、炭酸泉や絶景温泉など竹田エリアの温泉を体験する「竹田式湯治博覧会」、国宝の宇佐神宮と富貴寺大堂のライトアップなど。県内を周遊した旅行者に特産品などを贈るスタンプラリーも開催する。

 芸術をテーマにしたイベントも。「別府現代芸術フェスティバル2015温浴温泉世界」が7月18日〜9月27日、別府市で開かれる。期間中は国内外から招かれた世界のアーティストが作品を発表し、参加型のイベントも開催する。

 JR九州特別企画としては「JR九州おおいたトレインナーレ」も開催する。DC期間中、大分県内各地でアートと鉄道を融合させ、駅設備のアート化や大分車両センターでのトレインフェスタなどを開催する。

 新たな見どころもPRする。4月16日に開業した大分駅直結の大型商業施設「JRおおいたシティ」は、豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手掛けた水戸岡鋭治氏がデザインを担当。4月24日にオープンした大分県立美術館(OPAM)は、世界的建築家の坂茂氏が設計。DC期間中にはさまざまな企画展を行う。

 また、JR九州は、九州各地の旬の食材を使ったスイーツのコースが車内で堪能できる観光列車「或る列車」を8月8日から大分—日田間で運行する。

 旅行者の受け入れでは、周遊を促すために2次交通の整備を促進するほか、県民から参加者を募る「おもてなしサポーター10万人計画」を実施し、あいさつや道案内、観光列車や観光バスへの見送りの手振りなど、県民を挙げた歓迎ムードを演出する。

 実行委員会では、大分DCの開催により期間中の観光客数を宿泊、日帰り合わせて前年同期にと比較して15%増加させたい考え。経済効果は100億円を目標にしている。



「東北六魂祭」秋田で盛大に、26万人が来場

 東日本大震災からの復興と鎮魂を願い、東北6県の代表的な夏祭りが集結した「東北六魂祭2015秋田」が5月30、31の両日、秋田市中心部に国内外から大勢の観光客を迎え、開かれた。今回で5回目となる。2日間で約26万人が訪れた。

 今年の六魂祭のテーマは「輝(き)」。竿燈のように「高く立ち上がり夕闇に輝き、東北の希望や実りが感じられる祭りに」との思いを込めた。2011年の初開催の仙台市では「祈」、盛岡市では「希」、福島市では「福」、昨年開かれた山形市では「起」だった。

 東北六魂祭実行委員会の穂積志会長(秋田市長)は「復興はまだ道半ばであり、震災を風化させてはならない。東北の六つの魂が皆さまと一体となって、東北の輝く未来を創造し、発信していく。東北の心は一つ、さらに前へ」と呼びかけた。

 メーンパレードは山王大通りの約1.2キロ。先頭は「盛岡さんさ踊り」(約150人)で、順に「山形花笠まつり」(同)、「仙台七夕まつり(すずめ踊り)」(約170人)、「福島わらじまつり」(約150人)、「青森ねぶた祭」(約210人)。地元の「秋田竿燈まつり」(約520人)はパレードの合間に繰り返しお目見え、総勢約1350人の出演者が登場した。

 30日の夕闇には、秋田での祭らしく57本の竿燈が一同に集結。六魂祭で初めて竿燈に明かりが蝋燭(ろうそく)で灯され、自由に操る妙技に「ドッコイショ」と威勢のいい掛け声と、大きな拍手があがり、祭りは最高潮に達した=写真。東北の誇り高き魂の競演が続き、「復興から繁栄」への起爆剤として「観光のもつ力」を改めて認識する祭典に。

 穂積市長は閉幕式で「来年は青森で会いましょう」とあいさつ。青森市での開催となれば、これで東北を一巡することになる。

 東北の夏まつり(本まつり)は次の通り。

 盛岡さんさ踊り8月1〜4日、福島わらじまつり8月1〜2日。青森ねぶた祭8月2〜7日、秋田竿燈まつり8月3〜6日。花笠まつり8月5〜7日、仙台七夕まつり8月6日。





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