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地域観光 ■第2773号《2014年11月1日(土)発行》    
 

福島県、DCへ商品造成を支援
観光地や観光施設を視察した後、商談会も開かれた

 福島県は10月22、23日、来年4月からの「ふくしまデスティネーションキャンペーン(福島DC)」の開催を踏まえ、県外の旅行会社を対象とした現地視察研修会を開いた。東北、首都圏を中心とした旅行会社の商品造成担当者ら約20人を招待。旅行商品の造成を促進し、プラン内容に反映してもらおうと、観光素材をアピールした。

 今回の視察研修では、いわき、県中、県北、相双地方を巡るコースを設定した。

 初日には、琥珀を研磨するペンダント作り体験、恐竜の化石が見学できる石炭・化石館「ほるる」(いわき市)、国指定重要文化財の安積歴史博物館や開成館(ともに郡山市)を紹介。

 2日目には、見学が可能なアサヒビール福島工場(本宮市)、織物体験などができる道の駅川俣織物展示館(川俣町)をPR。相馬市では、漁船から松川浦湾内の状況を視察してもらった。

 宿泊先の磐梯熱海ホテル華の湯(郡山市)では、旅行会社の参加者と福島県、観光協会、旅館などの関係者約40人が参加して商談会も開かれた。

 懇親会では、うつくしま観光プロモーション推進機構の菅野豊会長が「前回の福島DCをさらにパワーアップし、『食、花、温泉』の魅力で観光客をお待ちしている」と話し、乾杯の音頭をとった。県観光交流課主幹の菅原加代子氏は「旅行会社の皆さまには、福島の魅力を堪能いただけたと確信している。官民一体となって準備をしており、来年のDCが楽しみだ」と語った。

 現地視察研修会は10月28日にも、会津、県南地方を巡るコースで実施された。



長野県、銀座NAGANOをオープン

 長野県は10月26日、首都圏における総合活動拠点「銀座NAGANO しあわせ信州シェアスペース」を東京・銀座にオープンした=写真はテープカット。これに先立ち、23日には報道関係者向け内覧会を開き、自慢のオープンキッチンなどを披露した。

 オープニングセレモニーには阿部守一知事のほか、県出身のタレント、峰竜太さんや乙葉さんも出席し華を添えた。2人は1日店長も務めた。

 場所は銀座4丁目交差点近くのすずらん通り沿いにあるNOCOビルの1、2、4階を使用。1階は「ショップスペース&旬の信州味わいコーナー」、2階は「イベントスペース&観光インフォメーションコーナー」、4階が「コワーキングスペース&移住交流・就職相談コーナー」。賃借面積は約400平方メートル。

 ショップでは常時300社・千種類の商品を取り扱う。また、2階にオープンキッチンを備えたイベントペースを設けているのが大きな特徴で、「これまでの都道府県のアンテナショップにはない」という。

 16年度の成果目標は来場者数35万人、イベント実施延べ団体数300団体、移住・Iターン就職者数100人以上—を掲げている。



群馬県甘楽町、大名庭園や城下町PR
城下町小幡の景観を引き立てる用水路「雄川堰」

 群馬県甘楽町は、観光客の誘致に向けて、国指定名勝の大名庭園「楽山園」や織田家ゆかりの歴史的な町並みが残る「城下町小幡」などの認知度向上を目指している。隣接する富岡市の富岡製糸場が世界文化遺産に登録された効果などで同町の「道の駅」などへの入り込みが増加。こうした追い風を生かし、歴史的な観光資源をPRし、地域の活性化につなげたい考えだ。

 今年3月にリニューアルした道の駅甘楽は、富岡製糸場が話題となった影響もあり、入り込みが好調。今年4〜6月の入込客数は約9万人で前年同期に比べて約8割増加した。食事や買い物で立ち寄る県外客が増えたという。町内の事業者が運営する、工場見学や食事が楽しめる「こんにゃくパーク」も人気が高い。

 こうした施設とともに、町を代表する観光資源、楽山園や城下町小幡への集客拡大を目指す。

 甘楽町は、かつて小幡藩として織田信長の次男・信雄から8代に渡って織田家が統治。楽山園は江戸初期に織田氏によって造られた小幡藩邸の池泉回遊式の庭園。当初の姿を取り戻す復元整備を進め、2012年3月から本格的に一般公開されている。

 城下町小幡は、武家屋敷が現存し、400年ほど前に今の形になったとされる雄川堰という用水路が流れ、まち歩きが楽しめる。雄川堰はこのほど、国際機関が認定する「かんがい施設遺産」にも登録された。この他、養蚕農家群など絹産業の歴史を伝える建造物もある。

 甘楽町と同町観光協会は10月22、23日、観光物産展を東京・銀座のぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん家」で開いた。生産量日本一のナスなどの野菜や地酒などを展示販売。昨年発表した町のイメージキャラクター「かんらちゃん」の着ぐるみを登場させ、パンフレットなどを配布して観光の魅力をPRした。

 観光物産展会場を訪れた茂原荘一町長は「楽山園を公開に向けて復元できたのも、雄川堰を守り伝えてきたのも町民の力。多くの人に甘楽町にお越しいただき、町民の誇りを見てもらいたい」と話していた。




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