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地域観光 ■第2737号《2014年2月1日(土)発行》    
 

福島県、都内で初の教育旅行セミナー開催
学校、旅行会社から約100人が出席した(東京都内で)

 福島県観光物産交流協会は1月17日、東京・平河町の都道府県会館で、初めての「教育旅行誘致セミナー」を開いた。首都圏の学校や旅行会社の関係者ら約100人が参加、放射線医療の専門家の説明や県への教育旅行実施校からの事例発表、語り部による震災講話に耳を傾けた。

 東日本大震災による原発事故の影響で、教育旅行で同県を訪れる学校数は震災前の水準に戻っていない。同協会によると、これまで年間約70万人(延べ宿泊者数)の学生を受け入れてきたが、11年度は約13万人まで減少。12年度は持ち直したものの、約24万人にとどまっている。

 教育旅行の戻りが遅いのは、保護者を中心に放射線に対する不安が根強いためで、学校側が福島への旅行を計画しても賛同を得にくい状況がある。このため、セミナーでは長崎大大学院放射線医療専攻教授の高村昇氏が「放射線被ばくと健康影響」について講演。高村氏は福島における放射線量の現状などを説明した上で、「サイエンス(科学)とエモーション(感情)のバランスをどうとるか、福島への教育旅行で感じてほしい」と呼びかけた。

 教育旅行実施校からの事例発表では、品川区立荏原第一中学と千葉県の和洋国府台女子中学の関係者が行った。和洋国府台女子中の西山良子教諭は「本校の教育旅行として会津は外せない。また風評被害に惑わされず、事実をもとに責任を持って行動できる人の育成のため、会津林間学校を実施している」とし、保護者の反対もないと強調した。

 最近では、福岡県立修猷館高校の2年生約360人が1月8日から1泊2日の日程で会津若松市やいわき市を訪れた。震災後、教育旅行を実施する福岡の学校は同校が初めてという。

 同協会では風評被害を払拭し、教育旅行の誘致促進を図っていきたいとしている。



奥会津・西会津、都内で大交流フェア

 福島県の奥会津や西会津の魅力を知ってもらおうと、県会津地方振興局主催による「ふくしま奥会津・西会津大交流フェア」が1月21日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで開かれた。首都圏の旅行業者やマスコミ関係者らが出席した。

 同局と県西部にある奥会津5町村(柳津町、三島町、金山町、只見町、昭和村)と西会津町が連携、地域の魅力を首都圏に発信することを目的に開催。フェアでは観光PR説明会と「夕べ」を実施した。

 エリアを代表する観光資源の一つが会津若松市と新潟県魚沼市を結ぶJR只見線。「紅葉の美しい鉄道路線」1位に選ばれるなど人気のローカル線だが、11年7月の新潟・福島豪雨災害で一部区間はいまだ不通状態にあり、早期の復旧が望まれている。

 只見線の魅力発信と観光誘客強化のため、「乗って!来て!只見線ゆる鉄キャンペーン」を実施しており、「14年度は冊子『只見線の旅』の更新やフォトコンテスト、乗車ツアーの造成などに取り組む」(奥会津振興センター)方針だ。

 「赤べこ発祥の里であり、円蔵寺は必見」(柳津町)、「着地型観光『田舎暮らし体験ツアー』に力を入れている」(三島町)など、各町村は観光スポットやイベントなどをアピール。また、奥会津温泉郷協議会は奥会津歳時記カレンダーの発行や「なでしこの会」の活動などを紹介した。

 「夕べ」には同局の須藤浩光局長はじめ、町村長らが出席。来賓として県出身の森雅子参院議員(少子化担当相)=写真=、作家の椎名誠氏らも顔を見せ、華を添えた。森議員は「奥会津や西会津には何回も泊まりに行き、定宿もある。自然豊かな地域で、多くの方にきてほしい」とあいさつした。



秋田県小坂町、鉄道テーマパークを6月にオープン
 秋田県小坂町は6月をめどに、鉄道テーマパークをオープンする。旧小坂鉄道の線路と設備を活用し、「見て、学んで、体験できるレール遊びの複合施設」とする。周辺には産業遺産など見どころも多く、鉄道テーマパークオープンで観光客誘致に弾みをつける。

 同町観光産業課にぎわい創出班の中村長裕主任、小坂まちづくり会社の鈴木二朗明治百年通り情報発信・企画担当がこのほど、東京・池之端の観光経済新聞社を訪れ、概要を説明した。

 この施設は「小坂鉄道レールパーク」。約400ヘクタールの敷地に車両展示場や機関車庫、鉄道路線などを整備する。「ディーゼル機関車の運転体験は全国でもここだけ」と中村主任。ラッセル車や県指定有形文化財の11号蒸気機関車など展示物も充実している。

 同町は12年度から「明治百年通り」を中心とした新たなにぎわい創り事業を実施しており、レールパークへの期待も高い。周辺には国重要文化財で明治の芝居小屋「康楽館」や「小坂鉱山事務所」といった日本の近代化を支えた産業遺産群もある。

 小坂鉄道は小坂製錬が運営していた鉄道貨物線で、09年4月に廃止された。1994年までは旅客営業も行っていた。11年5月、町が小坂製錬から旧小坂駅機関車庫を借り受け、同駅のレールパーク化を目標とした「小坂鉄道観光活用事業」を開始、ディーゼル機関車などの整備を行うとともに、昨年3月には小坂駅改修工事も終えた。




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