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　日本バス協会は5日、東京都渋谷区の代々木公園で「バスフェスタ2013inTOKYO」を開催した。小学生以下の子どもから募集した「バスのデザインコンテスト」で国土交通大臣賞を受賞した作品が、実際のバスにラッピングされ披露されるなど、さまざまイベントが行われた。

　同イベントは、バスが安全、安心で環境にやさしく、暮らしに便利な公共交通機関であることを、特に未来の利用者である子どもたちに理解してもらうために毎年開催しているもので、今年は5回目となる。

　バスのデザインコンテストには、史上最多の1298点の応募があり、その中から国土交通大臣賞と日本バス協会会長賞、審査委員長賞が選出された。国土交通大臣賞を受賞したイラストは実際のバスにラッピングされ、今後1年間、東京都武蔵野市の吉祥寺駅発着便として運行される。

　当日は悪天候にもかかわらず、約1万8千人が来場し、スタンプラリーやバスガイドとの記念写真などを楽しんだ。

　ステージでは全国のバスガイドによるファッションショーや、NHK「のんびりゆったり路線バスの旅」の番組テーマ曲を歌う歌手の都竹宏樹さんによるライブステージが行われた。

　また、今年はバス事業開始から110年目に当たることから、会場隣のNHKみんなの広場でも特別展示が催された。バスの歴史を学ぶパネルや歴代はとバスの制服を展示した。

　株式会社全旅の池田孝昭社長が韓国・ソウルで9月27日、韓国政府から「文化体育観光部長官賞」を受賞した。韓国の観光に貢献した観光関係者に与えられる賞で、日本では国土交通大臣表彰に当たるもの。池田社長は韓国麗水世界博覧会への送客事業などが高く評価された。

　全旅は、2012年の韓国麗水世界博覧会の開催に際して、全国旅行業協会の代表団、全旅の代表団をはじめ多くの観光客が参加した「豪華旅客船ふじ丸によるチャータークルーズ」を企画実施。全羅南道順天市で今年4〜10月に開催の「順天湾国際庭園博覧会」への送客事業にも取り組んだ。観光を通じた韓国との人的交流促進事業への貢献が高く評価された。

　当日の記念式典では、文化体育観光部長官の代理、趙顕宰（チョ・ヒョンジェ）第1次官から表彰状が授与された。同賞の受賞は日本からは池田社長が唯一。

　池田社長は「全旅会員が常日頃から日韓両国の観光促進に努めていることが評価されたものだ」と会員の代表として受賞したことを強調。「平和産業である観光産業に身を置いている我々は、今後も観光による民間交流、相互送客を通じて、最も近い隣国の韓国との友好関係の構築にさらに努めていきたい」と語った。

　ANAセールスは9月26日、昨年新設した趣味性の高い高付加価値海外ブランド「ワンダーアース」で初めて国内旅行商品を発表した。「特別な人に会いに行く。新たな人生にめぐり逢う、旅。」をテーマに有田焼の人間国宝・井上萬二氏を訪問し、クルーズトレイン「ななつ星in九州」で高級列車の旅を堪能する。

　同ブランドは「地球は、ますます、おもしろい。」をコンセプトとし、アクティブシニアや海外旅行経験が豊富な旅行者をメーンターゲットに、ベストシーズンや「期間限定」「特別公開」「世界遺産」を軸としたこだわりの旅を提供してきた。

　9月26日に発売されたワンダーアース第4弾は全30コース。「人間国宝に学ぶ有田焼の世界とクルーズトレイン『ななつ星in九州』の旅」は、ツアー前半で人間国宝の井上萬二氏から直接有田焼のレクチャーを受け、白磁の制作体験を行う。太宰府天満宮では一般公開されていない「文書館」で平安装束や香道を体験する。ツアー後半は、ななつ星in九州に乗車し、1泊2日で九州北西部を巡る。

　料金は東京発が43万8千円から。ツアーは募集販売となる。応募期間は4〜21日。

　ANAワンダーアースは9月14日に「JATA旅博2013」で行われた「ツアーグランプリ2013」において、海外旅行部門で「観光庁長官賞」、「パッケージ旅行部門グランプリ」をダブル受賞した。

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