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地域観光 ■第2718号《2013年9月7日(土)発行》    
 

山形DC推進協議会が販促会議、600人が参加
来場者を出迎える旅館の女将と芸妓

 来年6〜9月の山形県デスティネーションキャンペーン(DC)開催に向け、同県の官民で組織する山形デスティネーションキャンペーン推進協議会(会長=吉村美栄子・山形県知事)は8月28日、山形市のホテルメトロポリタン山形で全国宣伝販売促進会議を開いた。県内の市町村長、観光関係者、全国の旅行会社商品造成担当者、メディアら約600人が参加。誘客や企画商品の造成を促すためのプレゼンテーションが行われた。

 吉村知事は「東日本大震災により、県内の観光業が大打撃を受けた。震災前にはいまだ戻っていないが、県内35市町村が一体となり観光客を誘致することで、復興の起爆剤となることを期待したい。DCを一過性で終わらせるのではなく、県全体の観光力を高め、交流人口を拡大し、経済の活性化と産業の発展につなげたい」とあいさつ。

 JR6社を代表し、JR東日本の石司次男副社長は「6回のDC開催は全国第2位。これまで以上に情報の共有化とおもてなしの心を根付かせることが大切。成功の鍵は、地元の方がいかに熱き心を持つかにかかっている」と、キャンペーンの成功に向けて地元の協力を呼びかけた。

 会場では県関係者と旅行会社社員が商談。最上川、蔵王、出羽三山などの自然や伝統工芸品、さくらんぼをはじめとする農産物など県内各地の魅力も紹介された。山形舞子による宴舞や、天童の将棋駒彫り、山伏のほら貝吹きなどのパフォーマンスも披露された。

◇     ◇     ◇     ◇     ◇


 宣伝販売促進会議に先立ち、同県蔵王温泉のホテルルーセントタカミヤで台湾、韓国など海外4カ国・地域の旅行会社26社と同県の旅館など受け入れ施設によるインバウンド商談会が開かれた。

 DC推進協議会誘客対策委員長の岡崎彌平治氏(タカミヤホテルグループ社長)は、「県内の施設はツアー客、コマ客、どちらにも対応できる強みがある。アジアは5億人の富裕層を見込めるマーケットであり、今回の商談会にも期待をしている」。

 香港EGLツアーの郭圓兒主任は「山形のホテルはきれいで値段も手頃。震災により販売が減少したが、来年のDCに合わせてパッケージツアーを造成し、売り込みたい」とコメントした。




島根県津和野町、豪雨の風評被害払拭へ緊急キャンペーン開始
キャンペーンのロゴ

 今夏の集中豪雨で大きな被害にあった島根県西部は、復旧が順調に進み、各施設は営業を再開している。7月28日の豪雨で一部大きな被害を受けた津和野町は、元気になった姿を全国にアピールし、観光客離れを食い止めようと、緊急観光客誘客キャンペーンをスタートさせた。

 津和野町観光協会は、大雨報道による風評被害対策と、報道で津和野を知った人々の誘客を図るため、「災害に負けない! リスタート津和野大作戦」キャンペーンを開始した。

 現在JRの一部で代行輸送を行っているものの、観光エリアの主要施設はほぼ営業中。ロゴの「Re:START TSUWANO」の「Re:」には「津和野は大丈夫か」「安全だろうか」という心配の声への返事という意味を込めた。

 キャンペーンでは、500円のチケットで千円分の買い物が、宿泊施設や飲食店、土産店などで楽しめる金券を販売した。金券は観光協会で扱っており、1グループ2千円分まで購入できる。

 また観光協会は団体ツアーの誘客を促進するため、受注型の団体バスツアーに助成金の支給も行う。給付対象は、催行日が10月1日〜12月27日を1期とし、2期は来年1月6日〜3月31日まで。1期を優先的に、バス1台(20人以上)につき、日帰り1万5千円(千円以上の昼食と滞在時間100分以上)、町内での宿泊は2万5千円、宿泊と日帰りの両方の条件を満たせば4万円支給する。

 同協会は、そのほかにも各種イベントの開催や「津和野町観光協会放送部」を立ち上げ、津和野の元気な姿をネット動画で配信する。

有福温泉も復旧 県東部被害なし
 8月23日からの大雨で被害を受けた県西部の江津市周辺では、1300年の歴史を誇る温泉郷「有福温泉」が河川の氾濫により床上浸水などの被害を被った。計6軒の旅館と三つの外湯は休業を余儀なくされたが、現在では復旧が進み、8月28日からは外湯や一部の旅館は営業再開を本格化した。

 そのほか県西部の浜田市、邑南町では観光施設、宿泊施設ともに被害はほとんどなく、通常通り営業している。

 出雲市など県東部では豪雨による影響はまったくなく、通常通り営業している。



「おんせん県」大分が自虐PR
 「おんせん県」の名称を商標登録申請し、特許庁から却下された大分県が今月から、方言を使った自虐的な観光PRを始め、話題になっている。「叩たたかるんわ、商標登録は取れんわ」「滑って転んで大痛県」などと自嘲気味になりながら、ちゃっかり観光地や特産品を宣伝している。制作したPR動画は、テレビCMで4日から福岡地区で放送が始まり、15日からは関西地区でも放送する。県ホームページからも動画を見ることができる。PRタイトルは「おんせん県って言っちゃいましたけん!」。

 商標登録を認められなかったものの、一連の騒動で有名になった「おんせん県」の名称を使い、別府や由布院といった温泉地や源泉数と湧出量日本一をPR。「ぶっちゃけ『うどん県』も気になっちょったんで『日本一のおんせん県おおいた』として売り出そうち思っちょったのに」と“パクリ疑惑”も認めた。

 群馬県などからの批判に対しては「懲りたけんな、今度はちょっと謙虚なコピーでアピールしていくことにしたんで」と“反省の姿勢”をみせながら、観光PRを続けていくと強調している。

 動画についても、出演者が「全員地元の普通の人たち」で「タレントなし! 歌なし! CGなし!」と紹介して低予算をアピール、徹底的に自虐的なスタンスを取っている。

 最近の各県の観光PRを見ると「おしい! 広島県」「島根は鳥取の左側です」など自虐的なコピーが話題になっているが、大分県の自虐PRの効果はいかに?



岐阜県、「飛騨の森」で誘客
 岐阜県は、飛騨地域に広がる自然を広域観光エリア「飛騨の森」として売り込もうと、モニターツアーを紅葉シーズンの10月に実施する。旅行商品の造成を促し、参加者の反応を今後の受け入れ態勢や二次交通の整備に生かす。また、路線バスを活用して飛騨の森に足を伸ばす企画乗車券もPRしている。

 高山市、飛騨市、下呂市、白川村に広がる飛騨の森では、小坂の滝めぐりをはじめ、乗鞍山麓五色ケ原の森や天生県立自然公園・三湿原回廊の散策などが楽しめる。

 モニターツアーは名古屋発着の2コース。ともに1泊2日で、飛騨の森の自然を地元ガイドの案内で楽しむ山歩きや散策がメーンとなっている。各コースの定員は20人。

 山歩き入門者向けの「飛騨の森へ行こう・小坂の滝めぐり×天生県立自然公園」コースは10月19、20日。宿泊は白河村の平瀬温泉「藤助の湯ふじや」。催行はJTB中部・岐阜支店。

 山歩き経験者向けの「飛騨の森へ行こう・乗鞍山麓五色ケ原の森×天生県立自然公園」コースは10月15、16日。宿泊は高山市の平湯温泉「平湯館」。催行は名鉄観光サービス岐阜支店。

 また、路線バスを活用した企画乗車券は2プラン。滝めぐりや温泉が楽しめる下呂市小坂町での観光をはさんで高山から下呂へ、下呂から高山へ、高山往復、下呂往復いずれの区間にも適用。申し込み先は濃飛バス下呂トラベルセンター。 

 小坂の滝めぐりプランは、バス運賃、滝めぐりの中でも人気の覚明トレイルツアー、弁当のセット。期間は9月15日〜11月29日の平日(土・日曜も一部実施)。料金は大人4900円。前日の正午までに予約が必要。

 ひめしゃがの湯プランは、バス運賃、炭酸泉で知られる飛騨小坂温泉郷の日帰り温泉施設「ひめしゃがの湯」の入浴、炭酸泉料理のセット。期間は9月15日〜11月29日の水曜を除く毎日。料金は大人3400円。予約は不要となっている。




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