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　富士山の世界文化遺産登録が内定したことを記念して、メリーチョコレートカムパニー（東京都大田区）は10日、富士山の形にそっくりな「富士山ミニチュアクランチチョコレート」を発売した。

　富士山の高さ（3776メートル）の約18万分の1の高さ2.1センチ。全体はごつごつした岩肌をイメージし、頂上付近は雪に見立てたホワイトチョコレートをコーティングした。

　サクサクとした食感と口の中で広がるおいしさを楽しむことができる。成田、羽田両空港と静岡、山梨両県内のお土産店、全国の百貨店などで販売している。

　同社は「富士山観光のお土産として、また訪日旅行者の日本観光記念としてお薦めの商品」とPRしている。

　価格は8個入り525円、16個入り1050円、24個入り1575円（いずれも税込み）。問い合わせ先は、メリーチョコレートカムパニーTEL03（3763）0361。

　都県民キャラを旅案内人にした旅エッセイ「見とこ、行っとこ、トコトコシリーズ」の「関西」「四国」編に次ぐ第3弾。

　旅の楽しさは、観光地を見たり、その土地のおいしいものを食べたりするだけではなく、地域ならではの驚きの習慣や人との出会いにある。このシリーズは、ガイドブックでは表現しにくい旅先での出会いや習慣、食べ物などを、著者の視点から漫画で紹介している。

　今回の舞台は「東京」。もぐら氏が、江戸の面影を求めて都内各所を歩き、靖国神社や国会議事堂などを見学、オタク文化やニューハーフショー、歌舞伎鑑賞などを体験する珍道中。

　著者のもぐら氏は松山市出身の漫画家。四国4県を擬人化したウェブコミック「四国四兄弟　御かぞくさま御いっこう」が人気を集め、これを大幅加筆した漫画「うちのトコでは」「うちのトコでは2」もヒット作になっている。

　A5判、192ページ。1100円（税別）。問い合わせはJТBパブリッシング直販課TEL03（6888）7893。

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