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地域観光 ■第2706号《2013年6月8日(土)発行》    
 

福井県、北陸新幹線金沢開業にらみ観光地づくりを加速
福井県観光連盟主催の商談(5月30日、東京で)

 福井県は、2015年春の北陸新幹線・金沢開業に向け、県観光連盟や市町村、観光事業者などと連携し、官民を挙げて観光地づくりを強化している。県立恐竜博物館(勝山市)やあわら温泉(あわら市)などでは、観光の魅力を高める事業をハード、ソフト両面で推進。現在入り込みの中心となっている関西・中京地区に加え、新幹線延伸を契機に関東地区からの集客拡大を目指す。

 福井県の県外観光客は、12年の統計を発地別構成比でみると、関西が42.8%、中京が27.4%で両地区の合計が70.2%。一方で関東地区は6.5%。北陸新幹線の金沢開業を生かし、関東地区の旅行者に福井県まで足を運んでもらうのが課題だ。

 県観光営業部新高速交通活用推進室の猪嶋宏記室長は「選んでもらえる地域にするため、観光の質のグレードアップを進めている。金沢開業までに十分な準備を進めると同時に、その先の延伸(金沢—敦賀)を見据えて観光地づくりを進めたい」と話す。

 金沢開業に向けて県内各地で事業が進む。年間50万人が来場する県立恐竜博物館の整備では、来年夏、現在の施設近くの恐竜化石の発掘現場に野外博物館をオープンする予定。恐竜の足跡化石の見学や化石の発掘体験ができる。博物館の展示では今年3月、全長15メートルのカマラサウルスの実物全身骨格化石の常設を始めた。

 来年開湯130周年を迎えるあわら温泉では、まち歩きを楽しんでもらえるよう景観整備を促進。今年度中に足湯施設を整備するほか、以降も通りを石畳にするなどの整備事業を進める予定。

 また、あわら温泉の旅館協同組合の女将会は、金沢開業を契機におもてなしのさらなる向上に努める。料理に合わせて地酒を提案しようと、メンバー13人全員が日本酒ソムリエの資格「利酒師」を5月に取得。研修のために県内の蔵元見学なども実施した。今後は各旅館で女将お勧めの「利き酒セット」を提供していく考えだ。

 あわら市や坂井市三国町では、あわら市観光協会などを中心に体験型の観光を促進する。3年目を迎える「うららん(温泉博覧会)」は、今年は9月14日〜10月14日の期間に開催。地域の文化や自然を生かした体験プログラムを集中的に展開する。

 二次交通やバスツアーも充実させる。あわら温泉を拠点に東尋坊(坂井市)、恐竜博物館、永平寺(永平寺町)などを結ぶバスを旅行シーズンに合わせて運行。小浜市では秘仏の特別公開に合わせたバスツアーの実証運行を9、10月の指定日に実施する。

 観光振興への取り組みは、観光商談会でも旅行会社などにアピールしている。5月30日、東京都内のホテルで開かれた商談会では、県観光連盟の前田健二副会長(あわら温泉・美松)が「首都圏の方には新幹線延伸で福井県がより身近になる。観光素材、おもてなしの磨き上げに取り組んでいるので、送客をお願いしたい」と呼びかけた。

 北陸新幹線・金沢開業後の15年10〜12月には、福井県、石川県、富山県への誘客を目指しJRグループの北陸デスティネーションキャンペーンの開催が決定している。

 また、高速道路では、小浜—鶴賀が来年度に開通予定で舞鶴若狭自動車道が全線開通し、県内の移動、関西・中京方面とのアクセスが向上。両地区からの誘客にも力を入れる。



セガ・BBC、8月に自然体感型施設を開業へ
メーンシアターでは匂いや風、霧、重低音立体音響などの演出で、臨場感を味わえる

 セガと英BBCはジャングルや極寒地帯などの大自然をテーマにした体感型施設「Orbi(オービィ)」を8月19日、横浜市のMARK IS みなとみらいにオープンすると発表した。BBCが撮影した大自然や生き物の映像に合わせて、振動を起こす装置や空調、送風機を使って、大自然のまっただ中にいるような感覚を楽しめる体感型ミュージアムになる。

 館内に入り、最初のコーナーでは、130万頭のヌーの大群の中いるような感覚や、室温を下げた特殊な部屋で体感温度マイナス20度の世界を体験するなど、12のエキシビションを通して地球や生命の神秘を学ぶことができる。

 メーンシアターでは、日本最大級となる幅40メートル、高さ8メートルのスクリーンで流す20分の映像を、匂いや風、霧、超立体サラウンドシステムなどで、壮大な自然の中にいるような臨場感を演出し、地球と生命の魅力を伝える。

 5月29日に行われた発表会で登壇したセガの鶴見尚也社長は「親子3世代で楽しめるエンターテイメントがコンセプト。おじいちゃん、おばあちゃんが孫を安心して連れていける施設にした」とし、学びの要素も多いことから、学校の遠足や行事など「学校教育もまきこみたい」と述べた。今後国内外にも同じ施設を増やしていく計画があるという。

 営業時間は午前10時〜午後11時。入館料は、高校生以上の大人2600円、小中学生1300円、4歳以上の幼児500円、60歳以上2000円。



松山市、観光キーパーソン集会を開催
パネルディスカッションの様子

 「観光キーパーソン集会in瀬戸内・松山」が5月30日、松山市立子規記念博物館講堂で開催された。主催は松山商工会議所、松山市。共催が瀬戸内・松山ツーリズム推進会議、瀬戸内・松山構想推進会議。協力は観光庁、愛媛県、松山観光コンベンション協会。

 観光キーパーソン集会は、地域活性化に必要といわれる「若者、馬鹿者、よそ者」を集め、観光関連のさまざまな分野で活動している地域の中核的な観光人材の交流を図ることで「化学変化」に例えられる相乗効果を導き出す試み。次世代リーダーの発掘も目指している。

 松山市では、観光戦略「瀬戸内・松山構想」や「おもてなし日本一のまち松山」を目指した取り組みを実施しており、シンポジウムでも瀬戸内海やおもてなしについ基調講演やパネルディスカッションが行われた。

 基調講演では、地域プロデュースや企画ブランディングなどを手掛ける古田秘馬氏、煎茶道黄檗売茶流家元の中澤弘幸氏が登壇。古田氏は補助金に頼らない持続可能な事業の重要性を指摘。中澤氏は日本人の優秀さなどを経験談を交えて語った。

 パネルディスカッションのテーマは「瀬戸内・松山ツーリズム×日本の文化『おもてなし』」。パネリストは古田氏、中澤氏に加え、地元から田中政利・松山離島振興協会会長、黒川あゆみ・道後椿倶楽部店主、田中えり奈・ミシェル社長。コーディネーターを観光庁の瀧本徹・観光地域振興部長が務めた。瀬戸内の島々の魅力のほか、女性から見た瀬戸内海や道後温泉の魅力などについて意見が交わされた。



熊本県が九州をPR、広域パンフ作成
パンフレットの表紙

 熊本県と熊本県観光連盟はこのほど、九州7県の観光情報を盛り込んだパンフレット「くまもとからはじめるモン! 九州ぐるり旅」を発行した。

 一つの県が広域の観光情報を網羅した観光パンフレットを制作する珍しい取り組み。蒲島郁夫・熊本県知事が掲げる、熊本県を九州旅行の拠点に、他の九州6県と連携して観光振興を目指す姿勢を具体化したもの。

 パンフレットは、A4判16ページで、表紙には熊本県のキャラクター「くまモン」と九州各県の観光地やグルメの写真を掲載した。

 内容は「九州のど真ん中くまもとから旅をはじめよう」をテーマに、熊本県と九州各県の観光を紹介。「九州パワースポットめぐり」「九州肉王国赤VS黒」「温泉天国九州」といった旅行テーマのほか、観光列車や九州周遊モデルコースをPRしている。

 パンフレットは、熊本県観光サイト「なごみ紀行」にも電子版をアップしている。




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