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トラベル ■第2684号《2012年12月8日(土)発行》  
 

都交通局、修学旅行に都バス利用呼びかけ
東京都交通局が配布しているDVDの収録内容の一場面

 東京都交通局は、地方から都心に来る修学旅行生に、もっと都バスを利用してもらおうと、「修学旅行サポート動画」を収録したDVDを製作した。モデルコースの紹介や都バスの利用方法などを盛り込み、全国の旅行会社や学校に配布した。これまで鉄道に流れていた修学旅行生を都バスに誘導するため、同局は本格的な修学旅行対策に乗り出した。

 同局はキャンペーンの実施や今年4月にホームページを刷新して4カ国語に対応するなど、観光分野の強化に乗り出していた。一方で、地方からの修学旅行については具体的な対策を取ってこなかった。そのため、修学旅行生がどの程度、都バスを利用しているかの統計などはなく、学校から直接問い合わせが来ることもなかったという。

 同局は、乗客増を図るためには、地方から来る修学旅行生の取り込みが必要と判断。鉄道と比較した都バスの有利さや魅力、運賃などを紹介したDVD2200枚を製作し、全国の旅行会社と修学旅行に来る可能性の高い自治体の中学校を無作為に抽出して配布した。一部は今後も、希望した旅行会社や学校に配布する。同時にDVDには盛り込めなかった内容を掲載したパンフレットも作成した。

 DVDでは、上野公園〜浅草雷門〜スカイツリー〜錦糸町駅前をモデルコース「夢の下町」として紹介。旅行会社や学校が、実際に中学生が乗車して観光地を回る様子を動画で見ることができるため、バスを利用する良さが実感できるという。

 都バスは23区内を中心に137路線あり、都内にあるほとんどの観光地や人気スポットを巡ることができる。1日乗車券(23区内)も500円で、JRや地下鉄の1日乗車券よりも割安。

 同局の加地正浩・自動車部営業推進係長は「『都バスは便利』という事実が、旅行会社や学校に意外に知られていない。地下鉄では景色が見られない。バスは修学旅行の利用に最適との認識を持ってもらい、修学旅行分野を開拓していきたい」と話している。



東京スカイツリー開業半年、ツアーも好調
人々を魅了する東京スカイツリー

 「東京ソラマチ」が流行語大賞トップ10に選ばれるなど、今年の大きな話題となった東京スカイツリーが11月22日に開業半年を迎えた。スカイツリーについて東武鉄道の調べでは、当初の想定を30%上回る約328万人、平均すると1日約2万人が来場した。その人気に伴い、スカイツリーに送客を行う各旅行会社も総じて東京観光ツアーなどの販売が好調の様子だ。

 はとバスのスカイツリー展望台入場付きツアー16コースの利用者数は、開業半年で約13万4千人だった。当初の集客目標は11万5千人を見込んでいたが、17%上回った。7月の個人入場券の当日発売後も予約数は堅調に推移し、半年間の平均乗車率が97.5%で半年間ほぼ満席状態だった。東京観光ツアーは各月約100コースを運行。そのうちスカイツリー展望台入場付きコースは全体の28.5%を占め、断トツの人気となっている。

 オフィシャルエアラインの日本航空(JAL)を使った商品を販売するジャルパックは、スカイツリー入場券付きツアーの半年間の業績が当初の見込み通り1万6800人だった。ツアーはJALが羽田へ就航する28の国内線出発地で設定。専用ツアーの他にも、オプションとして入場券の割引券を販売した。特に大阪、福岡、札幌発の旅行客が多く、東京ディズニーランドを除いた東京観光商品としては、スカイツリー入場券付きコースが全体の約54%を占める人気ぶりだった。

 東武トラベルは、オフィシャルトラベルエージェントの強みを生かし、東京観光は全てスカイツリー入場券付き商品を販売する。個人型の商品については当初の目標に届きそうな勢いだ。パンフレット数で12あるコースの他にネット商品もそろえる。

 JTBはスカイツリーの入場券と宿泊、交通手段を加えたフリープランを販売。半年間の入場券はJTBで確保していた枚数をほぼ完売した。関西発の東京・横浜方面のツアー販売状況は4〜9月の上期で、前年比約7割増、開業直後の5月で2倍、7〜8月で約5割増だった。関西発の浅草、両国など下町を中心に宿泊する商品が10月以降も堅調で、前年の3倍で推移している。

 JTB広報室は「お台場に宿泊し、浅草への移動は水上バスを利用し、スカイツリーとお台場を一緒に楽しむ動きも出てきている。当初はスカイツリーに近い地域の宿泊を選ぶ旅行客が多く見られたが、東京の見どころを組み合わせて楽しむ人が増えてきたようだ」と現在の傾向を分析する。

 開業初年度の下期に向けて各社は13年1月から新商品の販売を開始する。はとバスは英語で案内するツアーを追加し海外からの旅行者の誘客を狙う。ジャルパックはコース数の大きな変更はないが、企画内容を充実させ、さらに魅力ある商品にしていく。東武トラベルはパンフレットで2、3商品増やす予定だ。JTBは次年度の商品については1月の発表だが、10月から宿泊プラン利用者を対象に500円で隅田川から夜のスカイツリーを眺めるプランを発売した。

 東武鉄道はスカイツリー開業1周年の入場者数の見通しを640万人とした。12年の最終的な入場者数を545万人、13年は644万人、14年は580万人とし、13年もスカイツリー人気が続くと見込む。



日本旅行、東京で着地型商品を発売
 日本旅行はこのほど、「観光地・東京」を盛り上げる着地型旅行商品として、日帰りツアー「本家本元江戸前寿司の同時食べ比べと新春浅草歌舞伎」を発売した。現地に詳しいガイドの案内を交えて人気店の寿司やスイーツを食べ比べしたり、歌舞伎を一等席で観覧する。

 「日本橋めぐり会」代表の川崎晴喜氏のガイドで、東京・日本橋と浅草を巡る。日本橋の「三大人気店」の寿司と有名店のモンブランを食べ比べするほか、市川海老蔵出演の「新春浅草歌舞伎」を観覧する。

 「江戸の文化を満喫できる内容」と同社。1月19、25日の設定で、料金2万円。



JAL、ケンタッキーと手を組みチキンを提供
植木義晴JAL社長(左から2番目)と渡辺正夫KFC社長(右から2番目)

 日本航空(JAL)と日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は、JAL国際線の機内でフライドチキンを食べられる「AIRケンタッキーフライドチキン」のサービスを1日から始めた。両社のコラボレーションは初めてで2月28日まで提供する。

 JALの人気の機内食「AIRシリーズ」の第7弾。今までモスバーガー、吉野家、ミスタードーナツなどとコラボレーションを行ってきた。今回、クリスマスシーズンに乗客に喜んでもらいたいとケンタッキーのフライドチキンが選ばれた。

 自身がケンタッキーの大ファンというJALの植木義晴社長は「大学時代に東京で初めて食べたときに感動したので、ぜひコラボしたかった」と思いを語った。

 ケンタッキーのフライドチキンが機内食として提供されるのは世界初。空飛ぶフライドチキンにKFCの渡辺正夫社長は「乗客に驚きと感動をもたらすことができるのではと期待している」と語る。



主要旅行業13社10月実績

 鉄道旅客協会が11月30日に発表した主要旅行業13社のうち10月の旅行販売概況は、総取扱額が前年同月比1.9%減の3063億7466万円だった。10年同月比は1.6%減。9月に引き続き2カ月連続で総取扱額が減少した。

 内訳は、国内旅行が前年同月比1.5%減の1907億910万円、海外旅行が同3.7%減の1079億5308万円、外国人旅行が同30.5%増の64億5936万円となった。

 総取扱額が前年同月を上回った会社は東武トラベル、農協観光、阪急交通社、クラブツーリズムの4社。国内旅行でも同様の結果となった。海外旅行で前年同月を上回ったのは、京王観光、農協観光、読売旅行、日通旅行の4社だった。

 総取扱額の2010年同月比は1.6%減だった。13社中、総取扱額が10年同月より増加したのはJTB、日本旅行、東武トラベル、名鉄観光、京王観光、農協観光、阪急交通社、クラブツーリズム。

 今年4月からの累計は、総取扱額が前年同月比10.5%増の2兆134億8515万円。10年同期比は1.3%増だった。累計総額が10年度より増加したのは、JTB、日本旅行、東武トラベル、名鉄観光、阪急交通社、クラブツーリズム。



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