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旅館・ホテル ■第2665号《2012年7月21日(土)発行》    
 

望洋楼、都内の福井県アンテナショップ内に料理店開設

 福井県が東京・南青山に開設しているアンテナショップ「ふくい南青山291」に隣接する店舗に、福井・三国温泉の老舗料理旅館「望洋楼」が料理店を出店した。店舗名は「ふくい、望洋楼」で20日にオープン。福井の旬の食材を使った料理を楽しんでもらい、県のアンテナショップと連携して福井の魅力を発信する。

 アンテナショップの隣接店舗には、以前も福井県内の旅館が料理店を出店していたが、テナント契約の期間終了に伴って県が新たに出店者を公募。明治の創業以来、松平春嶽公をはじめ多くの著名人にも愛されてきた望洋楼(10室)の出店が決まった。

 店舗=写真=は個室2室を含む64席で面積が50坪。旬の福井の海、山、野の幸を使った料理、福井の地酒を提供する。店舗コンセプトは「美味しさまるごとふくい」。内装にも福井の古民家で使われていた柱や梁、越前瓦、越前和紙などを使っている。

 シーズンには望洋楼の宿泊客に愛され、皇室にも献上される三国産・越前産の越前ガニ料理を提供するほか、地元で水揚げされる甘エビやサザエ、最上級の若狭牛などを使った料理を出す。郷土食の手打ち越前おろしそばも用意する。ランチは1千〜2500円、ディナーは6千〜8千円ほどの客単価を想定している。

 12日に開いた店舗の内覧会で望洋楼の刀根瑛昌社長は「福井の食材は海、山、野の幸、どれをとってもおいしいものばかり。これを東京、関東の方に味わってもらい、県とともに福井をPRしたい」と語った。

 県産業労働部産業政策課の前田洋一課長も「アンテナショップと相互に売り上げをアップさせると同時に、福井県のイメージアップにつなげ、福井県への観光客も増加させたい」と述べた。



日本の宿を守る会、外客向けにHP作成へ
藤沢秀悟会長

 朝日旅行協力会の部会の1つ、日本の宿を守る会(会長=藤沢秀悟・藤井荘社長、54会員)は12日、福島・磐梯熱海温泉の四季彩一力で第31回通常総会を開いた。会の基幹事業であるスタンプ10回で1泊無料招待するスタンプ帳事業や、外国人向けのホームページ(HP)の作成、支部会の開催などについて討議し、今後の方向性を確認した。

 総会には26会員が参加。冒頭あいさつした藤沢会長は「バブルの崩壊、リーマン・ショック、東日本大震災と続き、経営は決して楽ではないが、故・岩木一二三氏(朝日旅行創立者)の『お客さまに対して誠実であれ』の言葉を思い出し、日本の宿のあるべき姿を守っていかなければならない」と述べた。その上で「皆で議論を重ねて、試練に打ち勝ちたい」と決意を語った。

 2013年度の事業計画について藤沢会長は、スタンプ帳事業が曲がり角に来ていると指摘。「会員の取り組み姿勢にばらつきがあり、事業の趣旨を理解していない会員がいる。会員の意識改善がなければ根本的に見直すか、中止もやむを得ない。覚悟を持って取り組んでほしい」と厳しい考えを示した。

 外国人向けのホームページ作成については、「日本の宿」のブランディングを強化したホームページ作りを、アジアと欧米に強いネット業者と進めているとの報告があった。会員からは「遅かれ早かれお客さまを海外に求めなくてはいけなくなる」「外国人の旅行客は連泊をするので、客室数が少ない宿では対応が難しい。会で空室を共有し、外国人旅行客が泊まり歩けるよう工夫してはどうか」などの意見が出た。

 また、朝日旅行の井沢啓社長は「旅行業界は日本の少子高齢化、人口の減少を考え、10年後、20年後を見据えた議論を始めなければならない時期にきている。旅館のおもてなしの文化を日本文化として守っていくために、欧米のホテル並みに優位性を高めていかなければならない。今総会をスタートとして会の存亡をかけてブランド作りにまい進してほしい」と激励した。

 総会では今後もスタンプ帳事業について意見を募ることや若手研修会、支部会の開催、パンフレットの刷新に取り組むことを決めた。



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