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トラベル ■第2642号《2012年2月4日(土)発行》  
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鉄道ツアー日本一、JTB西日本が受賞
前列左の2人がグランプリを受賞したJTB西日本の担当者

 魅力的な鉄道旅行の日本一を決める催しが1月26日、さいたま市の鉄道博物館で開かれ、JTB西日本の「怪奇トロッコ列車 京都保津川2時間サスペンス」がグランプリを受賞、賞金10万円が贈られた。審査委員長を務めた俳優の関口知宏さんは「一番簡単なお遊び企画のようで、実現は簡単でないはず」とのコメントを寄せ、同社の商品造成力をたたえた。

 この催しは「鉄旅オブザイヤー」。旅行会社が造成する鉄道旅行商品の企画力を競うもので、初の試み。全国の旅行会社が企画したプランを広く募集したところ90作品が寄せられ、関口さんら鉄道ファンの審査員が審査し、グランプリを含め計5作品を選んだ。

 授賞式の冒頭にあいさつした実行委員長の田川博己JTB社長は「鉄道そのものが旅の素材であり、(この催しを通じ)鉄道の旅の魅力を知ってほしい」と強調。また、プレゼンターを務めた、映画「僕達急行 A列車で行こう」(3月24日公開)に出演した女優の村上絵莉さんは「こんなに楽しい鉄道の旅があるんだと楽しめました」と笑顔で話した。

 グランプリを受賞したJTB西日本のプランは京都の観光名所、嵯峨野の夜をトロッコ列車で巡るツアー。通常は昼間に列車の中から保津川渓谷の風景を楽しむコンセプトで運行されているが、あえて景色が見えない夜に列車に乗り、お寺の住職による怪談話や舞踏団による妖怪パフォーマンスなどを行う、納涼企画として打ち出した。

 審査員の1人、フォトライターの矢野直美さんは「アイデアが秀逸。ローカル線で、それぞれの土地柄を生かしながら、時間帯や季節を問わずさまざまなアイデアが生まれるきっかけになる企画だ」と絶賛する。

 ツアーは昨年8月27日に実施。売り出したところ「即完売だった」と担当者。料金は大人3300円、小人1500円。評判もいいことから今年も設定する予定。

 準グランプリは近畿日本ツーリストの「人気列車でめぐる九州一周」。九州新幹線と九州の個性的な7つの列車に乗り、九州を回るツアー。「個人旅行ではなかなか手配しにくい人気列車を多数そろえて、必要に応じてバス移動を組み入れることでスムーズに周遊でき、さらにツアーならではのお楽しみ演出を取り入れた」と担当者。

 観光列車を組み込んだ作品の応募は多かったが「行程、宿泊の魅力、またご当地の食が楽しめたり、路面電車の貸し切りなど多彩な魅力付けが評価された」と実行委。

 ツアーは昨年10〜12月の期間、6本設定され、料金は9万9800円だった。今年も継続設定する予定だ。

 このほか、審査員特別賞は日本旅行の「ブライダルトレインinひたちなか海浜鉄道」と「あけましておめde鈍行列車のお正月」、東北応援賞はクラブツーリズムの「鉄道旅情東北『絆』でつなぐ三陸路2日間」が受賞した。



阪急交通社、東北の旅を前倒しで発売

 阪急交通社はこのほど、関西発「東北の旅厳選5コース」を発売した。同様のツアーは例年2月ごろに発売していたが、「関西から東北方面へ出かけてもらうことが復興支援につながる」とし、前倒しで発売することにした。

 ツアーは桜、新緑、夏祭り、花火などをキーワードに造成。例えば、往復新幹線を利用する「東北四大夏祭り 最強の競演4日間」(出発日8月3〜5日、計3本設定)は青森ねぶた、山形花笠まつり、秋田竿灯、仙台七夕まつりを見学し、七夕まつり以外は専用観覧席を用意した。最少催行人員は16人、旅行代金は大人1人18万5千円。

 募集パンフレット=写真=には東北6県の知事のコメントのほか、旅館・ホテルや鉄道会社など観光に携わる人々の思いを掲載している。



KNT、iPad使って婚礼企画を提案
接客の様子

 近畿日本ツーリスト(KNT)はこのほど、店頭でのウエディング商品の販売ツールとして、iPadを使った「ウエディングPad」を開発した。海外の婚礼会場の情報や現地での婚礼の流れなどを静止画像や動画で紹介するもの。KNTグループの店頭販売専門会社「KNTツーリスト」(KNTT)の首都圏、中部圏、関西圏の営業所に50台のウエディングPadを順次導入して販売担当者の説明の補足などに利用し、ウエディング商品の販売を後押ししたい考えだ。

 KNTグループのKNTビジネスクリエイトがまいど日本(内田陽介社長)と共同開発した多機能言語コンシェルジュサービス「宿Pad」を基に、まいど日本からアプリケーションの提供を受けてコンテンツを開発した。

 首都圏26カ所、中部圏9カ所、関西圏10カ所のKNTTの営業所に配置する。

 ハワイ、グアムなどの海外ウエディングで人気の方面の情報を掲載。会場となるチャペルの外観、内観、パーティー会場の様子や料理の内容、周辺観光情報、参列者案内、現地での流れなどについての情報を検索、閲覧できる。パンフレットでは表現しにくい、時間ごとの会場の雰囲気の変化なども比較できる。

 海外ウエディングにかかわる幅広い情報を盛り込むことで、多様化するニーズに販売員が対応するための支援ツールとして利用できるようにした。接客レベルの平準化、接客時間の短縮も狙う。

 近藤基幸・個人旅行事業本部カンパニー販売戦略・お客さま開発部長は、「パンフレットでは随時反映しにくかった現地情報やウエディング会社の情報の変更、改修がしやすいのがiPad利用のメリット。お客さまと一緒になってウエディングを語るためのツールとして活用できれば」とウエディングPadによる販売拡大への意欲を示した。

 掲載情報は年3回程度の頻度で更新する予定。今後は情報の充実だけでなくアプリケーションの拡充も図り、コンサル・コミュニケーションのためのツールとしての機能を充実させる考えだ。



阪神電鉄、清盛ラッピングトレインを運行

 阪神電気鉄道は1月21日、NHK大河ドラマ「平清盛」放送に合わせて「平清盛ラッピングトレイン」=写真=の運行を開始した。

 車体には、松山ケンイチさんが演じる清盛や、神戸市の兵庫住吉神社にある清盛像、神戸ハーバーランドに開設されたドラマ館などが配されている。同社の沿線に多くある清盛ゆかりの地をPRし、神戸の観光客の集客を図る。

 同日の出発式では矢田立郎神戸市長や神戸観光をPRする「神戸・清盛隊」、森下泰裕NHK神戸放送局副局長、藤原崇起・阪神電鉄社長が出席し、テープカットセレモニーを行った。



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