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地域観光 ■第2577号《2010年9月11日(土)発行》  

群馬県がサービス産業生産性向上事業を開始
 群馬県は、サービス向上を目指す事業者にコンサルタントを派遣、改善点を助言、指導する新しい事業「サービス産業生産性向上事業」を開始する。第1弾は旅館・ホテル業で、9月からスタートした。県は「宿泊施設とコンサル会社の取り組みは来春に開くセミナーで公開し、経営の参考にしてもらう」(商政課)としている。

 同事業の対象はサービス業全般だが、来年7〜9月のデスティネーションキャンペーン(DC)を見据え、観光客の受け入れ施設となる旅館・ホテル業をまず選んだ。事業費は200万円。県が選定したコンサルティング会社がサービスの質の向上や経営効率化につながる指導や助言を行うことで、集客力アップを図るのが狙い。

 県はコンサルティングを希望する施設(客室数50室以下)を、県のホームページなどで6月から約1カ月半募集した。4軒から応募があり、ヒアリングなどを経て、四万温泉の柏屋旅館(柏原益男社長、15室)と草津温泉の群龍館(高橋正邦社長、7室)の2軒を選んだ。

 コンサルティングについては6事業者が応募。プレゼンテーションやヒアリングなどを行った結果、埼玉県熊谷市の飯島綜研が選ばれた。

 同綜研は来年1月までコンサルティングを実施する。2〜3月に実施内容をとりまとめ、県が開催するセミナーで取り組みを報告する。県は「今回の事業が宿泊業活性化のためのモデルケースになれば」と期待する。

 事業費は200万円と少額なため、客室や浴室などの改修は旅館側の負担となる。このため、2旅館ともソフト面での取り組みを重視。

 柏屋旅館はチェックアウトが午後12時、インが同2時で、滞在時間の長さをセールスポイントの1つにしている。柏原社長は、「アウトからインまで時間がわずかしかなく、お客さまの前で清掃業務をする場合もある。これを逆手にとって、清掃をエンターテイメント化し、楽しんでいただけるようにしたらどうかと考えている。コンサル会社と話し合い、うまい方法を見つけたい」と話している。

 群龍館の高橋社長は、「群馬の食材を使った新しい献立を考えたい。コンサルタントのアドバイスを生かしたい」と語った。



09年の入湯客数、第1位は箱根町 北海道観光土産品協会まとめ
 北海道観光土産品協会は7日までに、09年度の「全国市町村別入湯客数ベスト250」をまとめた。それによると、総入湯客数は1億4230万人、うち宿泊総数は6230万人、日帰り総数は5180万人だった。入湯税額は152億6700万円。(ベスト100の表

 250市町村のうち、前年度と比べて入湯客数が増加したのは74市町村にすぎない。順位を見ると、1位は前年度と同様神奈川県箱根町で、615万人に。「前年度比2.3%減だが、それでも2位(札幌市の357万人)以下を大きく引き離している」と同協会。

 入湯客数100万人以上の市町は全国に32あるが、前年度を上回ったのは石川県加賀市(8位)、群馬県草津町(10位)、岩手県花巻市(24位)、新潟県十日町市(27位)、広島市(28位)、福島県会津若松市(29位)の6市町だけだった。

 一方、ベスト250の入湯税総額は前年度より約5億円減少。トップは箱根町で6億8470万円。以下、札幌市の4億3250万円、静岡県熱海市の4億円、栃木県日光市の3億8080万円と続く。



ひょうごツーリズム協、但馬の歴史文化紹介する現地研修実施
明延鉱山探検坑道(養父市)

 兵庫県のひょうごツーリズム協会は1〜2日、旅行会社の商品造成担当者らを対象に「現地視察研修会」を実施した。テーマは「但馬の歴史、ふるさと資源に触れるプラン」。近年注目を集めている朝来市の竹田城跡をはじめ、香美町、新温泉町、養父市などの歴史や文化、自然などの観光資源を紹介した。

 テレビの情報番組などで取り上げられ、観光客が急増しているのが朝来市の竹田城跡。秋の早朝に多く発生する雲海で城跡が雲の上に浮かぶ様子が珍しいことで注目を集めている。同協会では雲海の時期だけでなく、今後は桜の名所や当時のまま保存されている城跡の魅力などもアピールしたい考えだ。

 香美町、新温泉町では今年度内に世界ジオパークの認定が期待されている山陰海岸ジオパークを紹介。遊覧船で奇岩や洞門などを見学してもらった。すでに日本ジオパークには認定されているが、世界規模で認定されると観光客の増加に弾みがつきそうだ。

 新しく掛け替えられた餘部橋梁も視察コースに組み込んだ。以前の鉄橋の一部を生かして、空の駅や展望台が整備される。

 宿泊は、湯村温泉の佳泉郷井づつや。整備された荒湯や足湯、外湯の温泉会館「薬師湯」などを浴衣で散策体験してもらった。

 養父市では、近代産業遺産に登録されている一円電車と明延鉱山探検坑道を紹介した。日本最古の鉱山で、採掘された銅は奈良の大仏建立にも利用されたという。1987年に閉山されたが、内部は観光地化されずに、往時の様子を残している。

 同協会では、「高速道無料化実験が行われている若狭舞鶴道を利用するコースが組めるエリア。今後も道路整備が予定されており、阪神地区からのアクセスが向上する。兵庫県では旅行業者向けにバスの助成制度があるので、うまく活用してもらい、未開発の観光資源を生かした旅行商品を造成してもらいたい」と話している。



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