にっぽんの温泉100選 | 人気温泉旅館ホテル250選 | 5つ星の宿 | 部門別100選 | 宿のパンフ | ベストセレクション | 宿の必需品 | 観光経済の本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
  アーカイブ
→ PR
→ 宿の必需品
目次
→ 観光業界人インタビュー
→ このひと
→ いらっしゃいませ!
→ 最新宿泊&施設情報
→ 特集
→ データ
→ 注目トピックス
→ 2016年のニュース
→ 2016年の写真ニュース
→ 2015年のニュース
→ 2015年の写真ニュース
→ 2014年のニュース
→ 2014年の写真ニュース
→ 2013年のニュース
→ 2013年の写真ニュース
→ 2012年のニュース
→ 2012年の写真ニュース
→ 2011年のニュース
→ 2011年の写真ニュース
→ 2010年のニュース
→ 2010年の写真ニュース
→ 2009年のニュース
→ 2009年の写真ニュース
→ 2008年のニュース
→ 2008年の写真ニュース
→ 2007年のニュース
→ 2007年の写真ニュース
→ 2006年のニュース
→ 2005年のニュース
→ 2004年のニュース

 

地域観光 ■第2576号《2010年9月4日(土)発行》  

山形県、観光客が5年ぶり増加
 山形県の2009年度の観光客入込数は、前年度比252万200人、6.4%増の4184万4500人だった。同県を舞台にしたNHK大河ドラマ「天地人」の放映や、映画「おくりびと」のアカデミー外国語映画賞受賞などが観光客の増加を後押しし、5年ぶりに前年度実績を上回った。「おいしい山形 JRデスティネーションキャンペーン」を実施した04年度の入込数4226万9千人に次いで過去2番目の入込数となった。

 入込数のうち、県内客は前年比3.8%増の2160万1千人、県外客は同9.3%増の2024万4千人でいずれも増加。特に県外客は過去最高の入り込みを記録した。

 類型別の観光客入込数は、ETC休日割引の実施などから「観光道路等」が前年度比15.3%増、このほか「名所・旧跡観光地」が同14.5%増などと好調だったが、「温泉観光地」は同1.9%減、「スキー場」は同8.6%減、「海水浴場」は同19.8%減と前年割れした。構成比では、観光類型のうち最も高い比率を占めてきた「温泉観光地」の入込数が1105万1800人、構成比26.4%となり、入込数1111万6500人、構成比26.6%の「名所、旧跡観光地」に逆転された。

 月別観光客数では、シルバーウイークがあった9月が前年同月比25.4%増と大きく伸ばしたのを筆頭に、4〜11月まで軒並み前年実績超え。一方、12〜3月は前年割れした。「12月以降の減少は天地人の放映終了も要因」と同県観光交流局観光交流課。

 地域別では、天地人の舞台となった米沢市がある置賜地方が前年度比20.9%増の915万9千人となったのを筆頭に、庄内、村山、最上地域でも前年度を上回った。

 調査は県内357の観光地を対象に行った。



姫路城修理に見学施設
工事用の素屋根に実寸大の天守閣を描く予定(画像は完成イメージ)

 姫路市は8月25日、来年3月下旬にオープン予定の「姫路城大天守修理見学施設」(愛称・天空の白鷺)の概要を発表した。保存修理工事の様子を見学できるように、大天守を覆う素屋根を建設し、内部にエレベーター2基を設置した「天空の白鷺」を整備する。予約などができる公式ホームページは9月下旬に開設する予定。

 姫路城は昭和の大修理から約半世紀が過ぎ、漆喰の剥離や瓦の破損など傷みが目立ってきたため、昨年10月に保存修理工事に着手。工事は2014年度末に完了予定。

 天空の白鷺では、工事用素屋根の7階と8階部分の見学スペースから、大天守の破風、懸魚、格子窓などの建築様式、瓦、漆喰の状況など、工事の様子を間近に見ることができる。時期によっては漆喰塗りや瓦の葺き替えなど専門の職人による匠の技を見学できるという。

 見学期間は、来年3月下旬から14年春までの予定。入館料は大人200円、小人100円(別途入城料が必要)。

 また、大天守が工事用の素屋根で覆われて見えない期間、素屋根の壁画(南および東面)に実寸大の天守閣の線画を描く。壁画は幅約47メートル、高さ約40メートルで、線画は来年1月に完成予定。

 見学期間中、国重要文化財の「リの一渡櫓」を公開する。公開は400年前の築城以来、初めてのことだ。

 さらに、4月12日から改修工事のため立ち入り禁止となっていた大天守の地階と1〜3階への登閣と、内部も見学できるようになる。見学料は入城料に含む。

 問い合わせは、姫路市商工観光局城周辺整備室(TEL079・284・5684)。



前原国土交通相、宮崎県への送客呼びかけ
 宮崎県が口蹄疫に対して終息宣言を出したことを受け、前原誠司国土交通相は8月27日、宮崎県の復興に向け、旅行需要拡大を呼びかけるメッセージを発表した。旅行業界などに宮崎県への送客の強化を要請するとともに、国民に向けて旅行を通じた宮崎県の復興に理解を求めた。

 同日の会見で前原国交相は「観光需要の拡大は重要な復興策の1つだ。旅行会社や交通機関の関係者に協力を求めるとともに、国民の皆さまにも宮崎県への旅行を呼びかけていきたい」と述べた。具体的な支援策についても「復興基金も含めて政府全体で検討している。国交省、観光庁からも観光支援策を要望している」と説明した。

 観光庁観光産業課では、メッセージの発表を踏まえ、旅行業団体や関係部局に宮崎県への観光需要拡大に向けた協力を要請した。

 前原国交相の「宮崎県への旅行需要を拡大し、宮崎県を元気に」と題したメッセージの内容は次の通り。

 「今年4月に宮崎県内で口蹄疫が発生し、畜産及びその関連産業をはじめとして宮崎県内の経済に大きな影響を与えてきましたが、本日、終息宣言が出され、ひとつの区切りを迎えました。

 (中略)

 宮崎県の復興を支える上ではより多くの人が宮崎県を訪れやすい環境をつくり、国内外からの観光需要を拡大することで宮崎県内の経済を活性化することも有用な方策であると考えています。

 このため、政府としても宮崎県が実施している観光誘客キャンペーンとも連動し、観光庁から旅行業界に対し、宮崎県への送客の強化の要請などを行っているところであり、引き続き、宮崎県と連携しながら、口蹄疫終息後の観光振興策にしっかりと取り組んでいくこととしています。

 関係者の皆様方におかれましては、宮崎県のおかれた未曾有の状況をご理解いただき、多様な旅行商品の開発・販売の促進や宮崎県へのアクセスの充実・強化など、宮崎県への旅行を容易化し、宮崎県への旅行需要を拡大するための各種の取り組みを進めていただくようご協力を要請します。

 また、国民の皆様方におかれましても是非宮崎県を訪れ、全力で復興に取り組んでいる宮崎県民の方々を応援していただくようお願いします」



▲ページトップへ
週刊 観光経済新聞
観光業界トップメディア
観光に専門特化
観光立国を推進
JAPAN Endless Discovery
個人情報著作権等ご購読広告掲載お問い合わせ

写真、見出し、記事など全てのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。著作権・著作隣接権は観光経済新聞社に帰属します。
Copyright (c) 1999ー2017 Kankokeizai News Corporation
All Rights Reserved