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地域観光 ■第2565号《2010年6月12日(土)発行》  

東京芸大、台東、墨田両区と観光プロジェクト
会見する宮田学長(右)と池田政治・美術学部長

 東京芸術大学(東京都台東区、宮田亮平学長)は今年度から3年間、東京都台東区、同墨田区と共同で、芸術作品や芸術活動による隅田川周辺地域の地域づくりプロジェクトを展開する。プロジェクト名は「GTS(芸大・台東・墨田)観光アートプロジェクト」。大学院生らが制作した作品を街なかに配置したり、回遊型美術館やワークショップを開催したりして、芸術を使った街の活性化と観光エリア創出を目指す。

 11月を目途に、周辺環境や鑑賞者などと一体化した芸術作品を制作、東京スカイツリーのビューポイントとなる場所に恒久的に設置する。各年度4作品、3カ年で12作品を設置する予定。併せて作品の試作模型の展示などを行ったり、アートベンチを制作、設置したりすることで、地元への芸術作品の浸透を図る。

 10〜11月には台東区内の東本願寺から墨田区の東京スカイツリーまでの浅草、隅田川沿岸エリアに地域の歴史を感じさせる芸術作品を置いたり、ギャラリー展を開催したりする大規模な回遊美術館「隅田川ArtBridge2010」を開催。ガイドブックを作るなどして、市民や観光客に楽しんでもらう。

 芸大はこれまでも、台東区の協力による「上野タウンアートミュージアム」や、JR東日本とJR常磐線沿線の市町との共同事業「JOBANアートライン」など、芸術を生かした街の活性化や広報活動に積極的に取り組んでおり、さまざまなノウハウを持つ。

 2日会見した宮田亮平・東京芸術大学学長は、「パリと言えば、エッフェル塔と芸術家の街・モンマルトル。『アジアでは、東京スカイツリーと台東、墨田』と言われるような、芸術による街づくりを実現したい」と力強く意欲を語った。

 同事業は文部科学省の支援事業。予算規模は初年度7800万円。



九州ブロック観光圏事業、博覧会やパス発行
  観光圏整備法に基づく観光圏の事業で、九州地方では、今年度新たに2地域が認定を受け、計6地域による滞在型の観光地づくりが進められている。阿蘇くじゅう観光圏が九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に向けて地域博覧会を開催するほか、雲仙天草観光圏が滞在日数の増加とリピート率の向上を目指してスタンプラリー形式の「観光圏パスポート」を発行するなどの新たな事業が展開される。

 阿蘇くじゅう観光圏は、熊本県の阿蘇市、南小国町、小国町、産山村、高森町、南阿蘇村、西原村、山都町、大分県の竹田市の9市町村。2008年度に認定を受けた。

 9市町村が一体で実施する阿蘇カルデラツーリズム博覧会「阿蘇ゆるっと博」は地域の自然や農村、商店街、温泉街などをパビリオンに見立て、多様なコンテンツで旅行者を楽しませる。九州新幹線の開業に合わせ、2011年3月から1年間にわたり開催する。

 博覧会の柱はエコツーリズム、グリーンツーリズム、タウンツーリズム。開催に向けて農業体験やトレッキングなどのプログラム、スムーズな移動が可能な二次交通、旅を支援する人材、GPS機能付き携帯サイトの情報発信などを充実させる。

 雲仙天草観光圏は、長崎県の島原市、雲仙市、南島原市、熊本県の天草市、上天草市、苓北町の6市町で構成。09年度に観光圏の認定を受けた。

 今年秋に観光圏パスポートと題した観光情報手帳を発行する予定。宿泊施設や観光スポット、飲食施設の情報を掲載し、スタンプの押印ページをつくる。割引クーポンの特典も付ける。将来的には公共交通機関などのチケットの付加などを検討していく。

 宿泊日数の増加に向けては、夏をめどに圏域内を連泊、転泊する旅行者に宿泊料金の割引や特典を設けた「連・転泊プラン」なども造成。旅行会社を通じた販売も検討する。

 このほか、新東九州観光圏(大分県、宮崎県の7市)は、全国的に知名度が高い別府、由布院の温泉から、食の魅力が充実している臼杵、津久見、佐伯への周遊を促進するため、プレゼントなどを提供する「温泉&グルメキャンペーン」を実施する。平戸・佐世保・西海ロングステイ観光圏(長崎県の3市)は、宿泊の魅力向上のための泊食分離のモニター実験、宿泊施設と飲食店の連携によるグルメ商品の開発などを推進する。

 今年度に新規認定を受けた豊の国千年ロマン観光圏(大分県の8市町村)、玄界灘観光圏(長崎県、佐賀県、福岡県の5市町)も情報発信や受け入れ態勢の充実に取り組む。



山梨県、新キャンペで中井美穂さん起用
中井さん(左)と横内知事

  山梨県は1日から、首都圏で山梨ブランドをPRする「“ビタミンやまなし”キャンペーン」を開始した。キャンペーンメッセンジャーにはフリーアナウンサーの中井美穂さん(45)を起用、30〜40歳代の女性をターゲットに魅力を訴える。

 同日、東京・日本橋のやまなし館で、「ビタミンやまなし2010」キックオフイベントが開かれ、中井さんを「やまなし大使」に任命、横内正明知事が委嘱状を手渡した。

 中井さんは東京出身だが、山梨市出身の作家・林真理子さんの誘いをきっかけに頻繁に山梨を訪れるようになったという。「山梨にゆかりのない私を大使にするなんて、山梨は懐が深い」と笑顔を見せた。

 同キャンペーンは美、健康、癒しをキーワードに、関連情報を発信する。公式ホームページでは中井さんの県内旅行記を掲載するほか、抽選で65組130人に県内の旅館・ホテルの宿泊券をプレゼントする企画も実施する。

 キッフオフイベントには中井さんのほか、林さん、タレントのふかわりょうさんに加え、県のゆるキャラひし丸君も出席し、場を盛り上げた。



坂の上の雲ミュージアム、来館者50万人達成
50万人目のセレモニー

 愛媛県松山市の「坂の上の雲ミュージアム」は4日、50万人目の来館者を迎え、記念セレモニーを実施した。「07年4月の開館以来、約3年1カ月での達成は、当初予測を2年近く上回るハイペース」と事務所関係者は喜ぶ。

 50万人目となったのは出張で市を訪れていた兵庫県宝塚市在住の本屋敷功さん(49)。セレモニーでは中村時広市長が50万人目の認定証、松原正毅館長が無期限の無料観覧パスポートを本屋敷さんに贈った。

 昨年12月に放映されたNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」や、今年から始まった大河ドラマ「龍馬伝」などの影響もあり、来館者は順調に増えているという。4月には2階の入場無料スペースにセルフサービス方式のカフェ(約30席)もオープン。サービス向上と充実したイベント企画で来館者の増加に努めたいとしている。



湯西川温泉「平家大祭」、盛大に
平家の里で行った凱旋式

 平家落人の里、栃木県日光市の湯西川温泉で6、7日の2日間、「平家大祭」(実行委員長・伴玉枝氏=本家伴久社長)が開かれた。6日の「平家絵巻行列」では、よろいかぶとで平清盛にふんした斎藤文夫日光市長、二院局(清盛の妻時子)の尼姿をした伴実行委員長らの総勢120人が温泉街を練り歩いた。中宮徳子(清盛の娘)を演じたのは2010年度ミス日本グランプリで上智大学4年の林史乃(みな)さん。勇壮な大行列に華を添えた。行列には地元の小中学生も多数参加。安徳天皇(徳子の子)役を湯西川小学校3年の大類叶愛さんが務めた。

 また特別ゲストとして、東洋大学国際地域学部国際観光学科の梁春香教授、中国国家観光局の蘇濤課長ら19人の中国人も平家の武者姿で行列に参加した。

 中国人ゲストの出演は伴久一旅館組合長(=伴久ホテル会長)らの発案によるもの。湯西川温泉ではこれを機に、中国との文化交流と中国人インバウンド客の誘致に積極的にとり組む考えだ。

 行列の到着地「平家の里」で行った凱旋(がいせん)式で、伴実行委員長は「壇ノ浦の合戦に敗れ、秘境湯西川に落ち延びて貧窮の生活を送った平家一門の武将40人の子孫、600人がいま湯西川温泉で生活している。平家落人が移り住んだという平家伝承地は全国に300カ所あるが、御霊を鎮めるこのお祭りを湯西川温泉が最初に始めた」と平家大祭について紹介。

 清盛の甲冑姿の斉藤市長は「平家大祭は日光市の大切な観光資源の一つ。守り、伝え、継続することに行政は今後も支援していく」と力強く約束した。

 平家大祭は今年で26回目。平家の落人たちの当時の暮らしぶりなどを紹介する観光施設である平家の里の完成を機に、先祖平家の御霊を供養し、観光誘客の目玉にしようと始められた。



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