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トラベル ■第2562号《2010年5月22日(土)発行》  

ANAセールス4社、10月めどに統合
 ANAセールスは営業損益の黒字化を図るため、経営基盤の構築と営業力強化に乗り出す。今年10月を目途に北海道、九州、沖縄のANAセールス地方各社と統合し経営効率を向上。並行して同社のウェブ会員の拡大やウェブ販売の強化を進めることで売上高の伸長を図り、09年度1億円の赤字だった営業利益を今年度は10億円、11年度には20億円としたい考えだ。

 10年度、11年度の営業利益目標は、このほど策定した「ANAセールスグループ経営戦略」の中で掲げた。

 旅行分野の取扱目標は、国内が10年度2264億円(09年度比1%増)、11年度2330億円(同4%増)、海外が10年度233億円(同9%減)、11年度306億円(同20%増)。商材別の取扱目標は、同社国内旅行商品ブランド「スカイホリデー」が980億円(同3%増)、国内ダイナミックパッケージ「旅作」が150億円(同50%増)。

 ANAセールス4社の統合により、2年間で400人の削減を予定。併せて全国5カ所の予約センターを再編し3カ所に集約するほか、仕入・造成個所の集約も行い、経営効率を高める考えだ。

 旅行販売では、ウェブ販売を強化し、09年度150億円だった取扱高を、11年度は約4倍の600億円まで拡大させる。ウェブサイト上での予約導線の整備や好調な旅作の充実、ウェブ会員の拡大施策を展開する。

 11日、観光経済新聞のインタビューに応じた浅川修社長は、「今年度は過去3年間計上してきた営業赤字を黒字転換させることが第一」と強調した。

 同社の09年度の旅行取扱高は、国内旅行が同2233億円、海外旅行が255億円。商材別では、スカイホリデーが前年比9%減の950億円と伸びなかった一方で、旅作が同50%増の100億円と大きく伸ばした。



日本旅行が漫才体験合宿ツアー
 目指せツービート、ダウンタウン。日本旅行はこのほど、お笑いに興味がある人に向けて漫才を教える体験合宿ツアーを発売した。専門家を招き、漫才の基礎を講義。参加者にネタ作りや舞台でのライブを体験してもらう。

 合宿場所は山梨県河口湖。講師に放送作家で、タレント養成学校ワタナベコメディスクールの講師を務める杉本雅彦氏を迎える。

 1泊2日で、初日に杉本氏の講義を聴講。参加者同士がコンビを組み、模範となる漫才をコピーしたり、ネタ作りを行ってもらう。最終日には実際に漫才を演じてもらい、舞台の模様をVTR収録して後日参加者に送る。7月3、4日の1泊2日。東京・新宿発着で、料金2万5千円。



JR3社、7月から北陸キャンペーン実施
キャンペーンロゴ

 JR東日本とJR東海、JR西日本は共同で、7月1日から9月30日まで「Japanese Beauty Hokuriku」キャンペーンを実施する。今年度は夏に展開することで、夏の行楽客を取り込む。

 海や山などの自然、祭りや食など、「夏の北陸」の魅力をより深く味わえるように、過去の同キャンペーンで好評を得た、期間限定特別公開やガイド付きハイキングなどに加え、新たに、おわら風の盆「前夜祭特別ステージ」や「浴衣での夕涼み」「恐竜博物館の特別展」など北陸ならではのイベントを企画。

 2次交通として「立山室堂アクセスバス」「恐竜博物館直行バス」などを運転、駅から観光地へのアクセスもさらに充実させた。

 キャンペーン期間中には、自由周遊区間内のJR乗り放題と主要観光施設の入場券がセットになった「金沢・加賀ミニぐるりんパス」や各地から北陸方面へのフリータイプ、往復タイプの特別企画乗車券を発売する。

 また北陸までのJRと宿泊がセットになった旅行プランも販売する。 

 特別企画のおわら風の盆「前夜祭特別ステージ」では、胡弓と三味線に合わせて浴衣姿の女性が優美に踊ることで知られる越中八尾「おわら風の盆」の本祭に先立ち、八尾曳山展示館ホールで本番さながらの踊りを鑑賞できる。

 石川県の加賀友禅伝統産業会館では、加賀友禅の浴衣で金沢の街で夕涼みしながら街歩きを楽しめる「加賀友禅の浴衣で夕涼み」を実施。

 福井県の国指定天然記念物の東尋坊では、東尋坊周辺の飲食店や出店で利用できる食べ歩きクーポンを発売する。



JTB、ダイナミックパッケージに参入
 JTBは、サイト上で交通手段と宿泊を自由に組み合わせて旅行を造れるダイナミックパッケージの事業に参入する。国内旅行予約サイト「るるぶトラベル」で6月上旬から開始。「(ダイナミックパッケージで先行する)JALダイナミックパッケージやANA楽パックに対抗する」(同社)という。

 るるぶトラベルの宿泊プランと、ANAの航空便やトヨタのレンタカーを選べるダイナミックパッケージの商品を「るるぶトラベルツアー」の名称で販売する。宿泊は全国約4千施設の7万プラン、航空便は約150路線をそろえる。3日前まで申し込みが可能。

 今年度に約20億円の販売を目標とする。

 JTBは、営業の軸足を従来の店頭からインターネットにシフトさせていく方針で、なかでも最も力を入れていくのが、るるぶトラベル。じゃらんネットや楽天トラベルに大きく水をあけられているが、「今後、商品力などを徹底的に強化して追い上げていく」と同社。



クルーズプラネット、銀座に支店開設
テープカットするリンさん(右)

 HISグループのクルーズ旅行専門会社クルーズプラネットは18日、東京に銀座支店を開設した。同社4カ所目の販売拠点。有楽町マリオン隣、数寄屋橋交差点そばの好立地で、同社の最上級ブランドLUSSOをはじめ、各種クルーズ商品を販売する。

 17日にはクルーズプラネット銀座支店と店舗を共有するHIS「QUALITA」銀座店がプレオープン。テープカットに同社のCMに出演する台湾の人気女優林志玲(リン・チーリン)さんが来店した。





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