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ビジネス ■第2559号《2010年4月24日(土)発行》  

リョケン、高山で旅館大学セミナー開催

約150人が参加したセミナー


 温泉、観光地の旅館・ホテルの経営指導に定評があるリョケン(本社静岡、木村臣男社長)は13、14の両日、岐阜県飛騨高山温泉の「高山グリーンホテル天領閣」で恒例の「旅館大学セミナー」(通算144回、今年度1回目)を全国から約150人の旅館・ホテル経営者、幹部社員を集めて開いた。「高山グリーンホテルが目指す人と環境にやさしいホテルの実現」をテーマに、高山市の「バリアフリーのまちづくり」に積極的にかかわり、館内のバリアフリー化を推進したり、環境保護への関心が高まるなか、CO2の排出を削減するなど環境に優しい取り組みを行っている同館の事例を学んだ。

 1日目は木村社長のあいさつで開講。数班に分かれて、新設された高層階の「プレミアムフロアズ」(プレミアムな客室、料理、サービスを提供する特別なフロア)、「人に優しいホテル」を目指して開設された客室(ユニバーサルルーム、コントラストルーム)、大浴場、地下バックヤード、厨房を見学。参加者は真剣な眼差しで、「経営の参考になる」との声がしきりだった。

 セミナーでは高山市商工観光部観光課の丸山永二課長が「国際観光都市・飛騨高山の観光を軸とした街づくり」と題して講演した。丸山氏は、「高山市は『住民にとっては住みよいまちづくり、訪れる人にとっては行きよいまちづくり』を基本理念に、パンフレットを配布するだけでなく、ターゲットを絞り込んでPRをしている。またモニターツアーを25回行い、400人以上の声を集めて理想的な観光地づくりに取り組んでいる。今後も観光客が困らない、安心してひとり歩きできるまちづくりを、多くの民間の人に助けていただきながら推進していきたい」と語った。

 高山グリーンホテルの新谷尚樹社長は「人と環境にやさしいホテルの実現」と題して講演。新谷氏は「高山市のバリアフリーのまちづくり」に積極的にかかわり、ユニバーサルルームやコントラストルームを設置するなど、館内のバリアフリー化を推進している。また、環境保護の施策をいち早く取り入れ、省資源化でCO2の排出を平成16年比で37%削減。官民一体となった観光推進、外国人観光客の受け入れ態勢の整備、海外へのPR活動にも取り組んでいる。講演ではこれらの事例が報告された。

 2日目は「これからの旅館の攻めの集客」をテーマに講演。(1)インバウンドで攻めの集客(長野県野沢温泉旅館さかや・森晃専務)(2)地域の魅力で攻めの集客(高山グリーンホテル・新谷尚樹社長、飛騨地域自然科学研究所・近藤紀巳代表)(3)新たな切り口で攻めの集客(福島県磐梯はやま温泉ヴィラ・イナワシロ・山田慎一社長)(4)インターネットで攻めの集客(リョケン・向笠圭治取締役本部長)──の各テーマで発表した。

 次回の旅館大学セミナーは、12月14、15日、群馬県磯部温泉のホテル磯部ガーデンで開催予定。年末恒例の次年度の「旅館の経営指針」を発表する。



全国企業の09年度倒産、初の前年比減に

 帝国データバンクによると、09年度(09年4月〜10年3月)の全国企業倒産は前年度比2.8%減の1万2866件で、同社が倒産の集計基準を法的整理のみに変更した05年以降で初の前年度比減少となった。負債総額は同48.6%減の7兆214億6100万円で、3年ぶりに前年度比減少した。

 倒産の集計対象は負債額1千万円以上の法的整理による倒産。

 倒産件数が減少した要因・背景について帝国データバンクは(1)一連の景気対策や緊急保証制度が効果を上げ、年度後半は倒産減少が顕著(2)公共工事の前倒し執行による建設業倒産の減少が地方圏を中心に目立つ──などを挙げている。

 倒産件数を月別にみると、年度前半は増加が続き、6月は集計基準変更後で最多となる1294件を記録。9月以降は7カ月連続で前年同月を下回るなど、年度後半は減少に転じた。ただ3月は4カ月ぶりに1ケタの減少率となり、減少幅はここにきて縮小している。

 業種別では、7業種中、5業種で前年度比減少した。製造業(同8.7%増)、サービス業(同1.9%増)の2業種は前年度を上回った。

 主因別では、販売不振などの不況型倒産が1万526件で、前年度を0.2%下回った。倒産全体に占める割合は81.8%で、前年度の79.7%を上回り、4年連続の前年度比増加となった。収益環境が厳しい中小・零細企業が高水準で推移している。

 地域別では、9地域中、7地域で前年度を下回った。北海道が同30.0%の大幅減となったほか、東北など地方圏で減少が目立った。関東、中部は前年度を上回った。

 規模別では、負債総額5千万円未満の零細企業の倒産が5739件で、前年度を6.7%上回り、負債額別で唯一の増加となった。負債100億円以上の大型倒産は58件にとどまり、前年度比57.0%の大幅減となった。





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