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地域観光 ■第2555号《2010年3月27日(土)発行》  

飯山市観光協会、「信州いいやま観光局」に移行
 長野県飯山市の飯山市観光協会は4月1日、「一般社団法人信州いいやま観光局」に移行する。17日の設立総会で決定した。新組織への移行を念頭に、別の団体が担ってきた観光施設の管理運営業務の統合もすでに完了しており、観光振興策を一元的に推進する体制が整う。最大の課題は、2014年度に予定される北陸新幹線・飯山駅の開業をにらんだ地域づくり。農商工業や市民団体との連携を強化して魅力づくりに取り組み、誘客拡大、受け入れ態勢の充実を目指す。

 飯山市観光協会は1960年に発足し、スキー客の誘致などに成果を挙げた。近年は旅行形態の変化に対応してグリーンツーリズムなどを推進、第3種旅行業も取得し、着地型観光やニューツーリズムの先進地としても知られている。

 同協会は今年1月、「なべくら高原森の家」「いいやま湯滝温泉」「道の駅花の駅・千曲川」の3施設を管理運営している飯山市振興公社の業務を統合。新組織移行への準備を進めていた。

 新組織の体制は総務部門のほか、旅行商品の造成・販売や観光案内、広報機能を担う「誘客・宣伝部門」、観光施設を管理運営する「事業部門」を置く。誘客・宣伝、事業の両部門が共同で動かす「企画・開発部門」も設置し、農業関係者との連携などを通じた食や特産品の開発・販売促進、市民と一丸になった景観整備などのまちづくりを担当する部署にする。

 理事長には足立正則副市長が就任する。人員は正規職員と市からの派遣職員を合わせた6人に加え、嘱託、パートタイムを含め50人規模になる。

 足立副市長は、農林課在籍時代にグリーンツーリズムの立ち上げなどに携わった経歴を持つ。設立総会では、「新幹線駅の開業を経済効果、産業振興に結び付けるのが新組織の役割。関係者の協力のもとで、地域の観光振興に努めたい」と抱負を述べた。

 経営理念には、「新幹線時代にふさわしい誘客力のある観光まちづくり『日本のふるさと体感の旅づくり』を推進し、農業や地場産業との連携による飯山らしい観光の振興を図る」を掲げた。

 重点事業には、(1)農業や地場産業と連携した特産品の開発、販売(2)グリーンツーリズムや旅行業を生かした現地プログラムの充実(3)地域を挙げた案内人体制の構築(4)地域ブランドの発信──を挙げている。

 2010年度事業では、グリーンツーリズム、街や里山を歩くプログラムの推進などに加え、4月24日にオープンする「高橋まゆみ人形館」の運営が新たな事業。市内在住の人形作家による作品を紹介する新施設として集客につなげる。また、10月開始の信州デスティネーションキャンペーンを通じた誘客にも取り組む。



太秦映画村、DS利用で新サービス
DSを手に映画村が楽しめる

 東映太秦映画村(京都市右京区)は、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDSを使った「ニンテンドーゾーン(映画村でDS)」の運用を20日に開始した。任天堂の技術協力を得て、インテージ社などが共同開発したサービス。多言語で村内を案内する「映画村ガイド」(日本語、英語、中国語、韓国語)と、時代劇オリジナルゲーム「太秦事件帖 七人の悪」(日本語のみ)の2種類のオリジナルコンテンツが楽しめる。

 ニンテンドーゾーンは、ニンテンドーDSのワイヤレス機能を利用し、映画村のエリアで提供されるオリジナルコンテンツなどを無料で利用できる。来場者はDSを持参し、映画村の入口でコンテンツをダウンロードする。

 映画村ガイドでは、ショーの時間や内容、現在地などタイムリーな情報を得ることができる。また、セットの紹介なども表示され、DSを使って楽しく村内を見学できる。

 オリジナルゲームは、リアル・ロールプレイング形式で、主人公の浪人役と一緒に、ゲームをしながら映画村内に潜む7人の悪者を倒していく。ゲームをすると、自然に村内のお勧めスポットを回れるようになっている。

 今後はクーポンサービスなども取り入れていく予定。

 東映太秦映画村では「時代劇は京都で生まれた日本を代表するコンテンツ。日本を代表するゲーム端末のニンテンドーDSで、幅広い年齢層や外国人旅行者に時代劇の魅力を伝えたい」と話している。



USJ、新施設「ザ・ライド」オープン
AKB48も出演したオープニングセレモニー

 大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は19日、宇宙をテーマにした新屋内型ジェットコースター「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」をグランドオープンした。17日にはオープニングセレモニーが開かれ、人気アイドルグループ「AKB48」の前田敦子さん、大島優子さんらが登場、会場を盛り上げると共に新アトラクションに初乗りした。

 セレモニーでは、AKB48のメンバーと宇宙飛行士の服装をしたUSJの人気キャラクター、スヌーピーが、太陽系の惑星の模型をセットに配置すると、紙吹雪などが舞うオープン行事が行われた。

 スペース・ファンタジー・ザ・ライドは、屋内の映画セットと最新映像で再現した宇宙空間のコースを走る。横回転するライドでアップダウンやスピンも。1両あたり4人乗り2両連結。全長585メートルのコースを約5分で駆け抜ける。

 また、アトラクションのスポンサーがNTTドコモということで、アトラクション内に携帯電話を持ち込んで、携帯電話の機能を使った仕掛けも施されている。



下呂検定、上級試験に10人合格
下呂検定のセミナー合宿(水明館)

 岐阜県の下呂温泉や下呂市内の観光地などに関する知識の習熟度を試す第3回「下呂検定」の結果が19日、発表された。検定試験には名古屋や京都などから訪れた約200人が挑戦。今回、初めて上級試験も行われ、受験生54人中10人が合格した。初級合格は146人中49人だった。

 合格者には名刺サイズの認定証やオリジナルピンバッジなどを贈呈。各級の成績上位者1位と2位には記念品も贈られる。受験者からは「検定を受けたことで次回下呂に来ることが楽しみになった」「まちのおもてなしに感激した」「参加者同士の交流も楽しかった」などの声も聞かれた。

 今年は2月20日に水明館で検定試験を実施した。下呂検定は検定試験前日に、合格を目指すセミナー合宿も行われるユニークなご当地検定として知られる。セミナー会場の水明館には約100人が集まった。




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