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トラベル ■第2551号《2010年2月27日(土)発行》  

KNTの09年連結業績、経常29億の赤字
 KNTの09年12月期(09年1〜12月)の連結業績は、経常損益が28億9100万円の赤字(前期実績は31億5700万円の赤字)だった。最終損益は84億3300万円の赤字で、赤字幅が前期の37億3800万円から拡大した。最終赤字の計上は3期連続。販売面、費用面での構造改革を進め収益力の強化を図ったものの、景気悪化による法人需要の減退や個人消費の低迷、新型インフルエンザ流行の影響を受け、業績の回復を果たせなかった。希望退職に伴う特別退職金をはじめとする特別損失の計上も、多額の最終赤字につながった。営業収益は前期比14.6%減の627億8500万円、営業損益は33億3900万円の赤字(前期は31億8600万円の赤字)だった。

 旅行業のうち国内旅行は、同社国内企画商品ブランド「メイト」のインターネット販売での取扱人数は昨年並みだったものの個人旅行全体の取扱額は低調。団体旅行分野は、学生団体が前年実績を確保し、一般団体も「トカラ皆既日食ツアー」などの大型イベント関連旅行などの受注があったが、需要減退などから団体全体では振るわなかった。国内旅行全体の営業収益は前期比13.9%減の351億4400万円だった。

 需要拡大が期待された訪日旅行分野も、大型案件の取り扱いなどあったものの急激な円高の進行などで低迷し、営業収益は同9.7%減の10億7200円だった。

 海外旅行分野の営業収益は同15.3%減の136億6200万円。円高などから取り扱い人数は増加したが、低価格傾向から取扱額は減少した。

 個別業績は、経常損益が12億800万円の赤字(前期は21億9900万円の赤字)、営業収益が前期比14.2%減の516億1900万円、営業損益が同18億6700万円の赤字(前期は23億8800万円の赤字)、最終損益が同78億5500万円の赤字(前期は34億1800万円の赤字)。

 10年12月期の連結業績予想は、経常損益が17億円の黒字。昨年8月に発表した中期経営計画に基づき、店頭販売からウェブ販売へのシフトを進めることで、採算性を向上させ、黒字回復を目指す。営業収益が前期比11.5%増の700億円、営業損益が13億円の黒字、最終損益は2億円の黒字の見込み。個別業績予想は、経常損益が15億円の黒字、営業収益が前期比9.5%増の565億円、営業損益が10億円の黒字、最終損益が2億円の黒字を見込む。



JTB、広告事業を再編
 JTBは4月、グループ内で広告事業を手がけるジェイ・アイ・シー(JIC、東京都品川区)と、イベントや集客施設のプロデュース・運営事業のジェイコム(大阪市)を再編し、コミュニケーション関連事業の「JTBコミュニケーションズ」など4社を設立。類似事業を統合し、合理化と事業競争力の強化を図る。

 ジェイコムの事業とJICの東日本地区での広告事業を統合したJTBコミュニケーションズ(東京都品川区)は、旅行事業から地域交流ビジネスへと事業拡大を目指すJTBグループで、コミュニケーション関連事業の戦略的な位置づけ。「交流」をテーマにした総合プロデュース事業を進めていく。

 資本金は1億円で、JTBが99%、広告会社のマッキャンエリクソンが1%を出資する。社員数は510人、10年度売り上げは190億円、社長にJIC社長の前田和久氏を予定。

 ほか3つの新会社はJICを分社化して設立。西日本地区での広告事業を「Jプロデュース」(大阪市)、中部地区の広告事業を「JTBプロモーション」(名古屋市)、首都圏地区での旅行パンフレット制作事業を「JTBアドプロダクツ」(東京都品川区)が担う。それぞれ資本金は1億円で、社長は未定。



東武トラベル、ウェブ販売を強化
 東武トラベルは、2月1日付で本社の組織改正を実施した。インターネット販売に専門的に取り組む「Web営業部」と東京スカイツリーに関連する事業を手掛ける「スカイツリー営業推進部」を新設し、両分野の販売に力を入れる。

 組織改正は、厳しい経済環境や業界の急速な構造変化への対応力を強化するのが狙い。「営業力を最大限に発揮し、市場の将来性を見据えた事業展開を推進する」と鈴木道明社長。

 ネット販売は、これまで各担当者レベルで対応してきた。商品造成から販売までの機能をWeb営業部にまとめ、ノウハウの集約、充実と総合的な戦略の構築を図る。

 2012年春、東京都墨田区に開業予定の東京スカイツリー。同じ東武グループとしてスカイツリー営業推進部では、墨田地域の観光促進支援事業など、東京スカイツリーにかかわる旅行業以外の新たなビジネスモデルを構築していく。



JRグループ、4月から奈良DC展開
DCのガイドブック

 JRグループは4月1日から6月30日まで、奈良県や県内の観光事業者と共同で「奈良デスティネーションキャンペーン」(奈良DC)を開催する。テーマは「はじまりの奈良、めぐる感動。」。

 今年は平城京への遷都から1300年に当たるため、県は年間を通じて「平城遷都1300年祭」を開催しており、JRグループはDCで気運を盛り上げる。

 4月1日とDC期間中の土、休日には、新大阪駅〜奈良駅間に臨時の直通特急「まほろば号」を運行。3月13日のダイヤ改正から桜井線の奈良駅と高田駅間の愛称を「万葉まほろば線」とし、桜井線と和歌山線に「万葉集」をテーマにしたラッピングトレインを運転する。スタンプラリーや奈良県立万葉文化館での特別講座なども実施する。

 東京・名古屋方面や山陽方面から往復新幹線と自由周遊区間内のJR・近鉄・バスがセットのきっぷや、近郊区間では往復JR乗車券と県内のJR自由周遊区間がセットのきっぷも発売する。

 4月24日からは 平城宮跡会場で、平城京の奈良時代の様子を再現した平城遷都1300年祭のメーンイベントが始まる。政治と儀式の場であった第一次大極殿正殿の復原や、平城宮跡探訪ツアー、古代行事の再現パフォーマンスなどが行われる。

 県内各地でも「巡る奈良」と題し、寺社での秘宝と秘仏の特別開帳が行われる。


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