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旅館・ホテル ■第2547号《2010年1月30日(土)発行》  

全旅連青年部、県部長サミットを開催
サミットでは富士常葉大学大久保准教授(左端)のゼミ生らが青年部との合同合宿の模様もレポート

 全国旅館生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部(井上善博部長=福岡県・六峰舘)は14日、東京の都道府県会館で21年度第3回県部長サミットを開いた。「宿の地位向上委員会」担当のセミナーとして、旅館・ホテルの「職場力」を高めるための施策や、サービスを教育する大学が旅館・ホテル経営者に期待することなどを、それぞれの専門家が講義した。

 旅館・ホテルの販売促進などを手掛ける株式会社オブリージュの村橋克則社長らが、「旅館業界『職場力』の実態」と題して講演した。講演では、「お客さまを離さずキープするには、皆さん(旅館・ホテル経営者)のリーダーシップと従業員満足が必要。我々はこれを『職場力』と定義している」と説明。「変化の激しい時代、社長の力量と指導力だけですべてがうまくいかなくなった。従業員の意識を把握し、従業員が自ら考え、行動できる職場作りをする必要がある」と訴えた。

 また職場力を決める要素として従業員の安心感、達成感、連帯感を挙げ、従業員が社会人として、職場内で差別されることなく働ける環境を整えることや、働きに応じた処遇を行うこと、意見を気軽に言える場を整えることなどの重要性を説いた。

 富士常葉大学の大久保あかね准教授は「大学におけるキャリア教育の現状と旅館への期待」と題して講演した。

 大久保氏は、大学におけるキャリア教育が授業とインターンシップ(企業研修)の二本柱で構成されている現状を説明。特にインターンシップは「成長が強く実感できる」として、大きな教育的効果を指摘した。さらに「旅館は泊、食、エンターテイメントのすべてを網羅した総合サービス業」として、サービス業を目指す学生にとって旅館は格好の研修の場だと指摘。旅館・ホテル経営者に対し「人材育成機関としての旅館・ホテルに期待している。地元の大学と連携して、受け入れに取り組んでいただければ」と述べた。

 大久保氏は昨年12月、同氏のゼミと日本大学の学生、青年部宿の地位向上委員会のメンバーとともに長野県鹿教湯温泉で合同合宿を実施。講演では合宿に参加した学生らが合宿の目的や成果を報告した。

 合宿は青年部が「若者に旅館に泊まったり、働く魅力を感じてもらう」、学生が「旅館がどんな人材を求めているかを探る」ことを狙いに実施。青年部員と学生が温泉旅館の宿泊プランを作成する協同作業を行うなど、ディスカッションを通して相互の交流を深めた。

 セミナー第2部では青年部広報委員会が、青年部のSNS(インターネットの会員制コミュニケーションサイト)「yadomo!」の活用方法を説明した。

 会の冒頭、井上部長は「旅館・ホテル業の誇り、仲間の絆、友情を大切に今年1年がんばってまいりたい。今年は第20回青年部全国大会が島根県で開催される。『誇り、絆、友情』を感じるために、島根の地にぜひ足を運んでいただきたい」と述べた。



京都グリーン購入ネットワーク、旅館のエコ学ぶフォーラム開催へ
 京都グリーン購入ネットワークは2月3日、京都府長岡京市の村田製作所本社ホールで「京都発!環境をエコに エコホテル・旅館フォーラム」を開催する。昨年7月開催の「エコホテルフォーラム」の第2弾。

 同ネットワークが進める宿泊施設の環境への取り組み促進に賛同した19のホテル・旅館が、昨年10月から11月末にかけて、利用者へのアンケート形式による意識調査を実施。今回のフォーラムでは、同アンケートの調査報告や宿泊施設の取り組み事例(お宿吉水、瀬田アーバンホテル)を発表。パネルディスカッションでは、観光業界で取り組まれている事例や京都の魅力を生かした環境調和型観光(エコツーリズム)などを話し合う。

 開催時間は午後2時半から5時(2時受付開始)。定員100人で、定員になり次第締め切る。参加費は資料代千円。同ネットワーク会員は無料。問い合わせは京都グリーン購入ネットワーク事務局(TEL075・241・4664)。



佐賀県旅組、宿泊客に海苔アピール
 佐賀県旅館組合青年部(山口勝也部長=旅館大和屋)は、地元の名産品で、生産量日本一の海苔を宿泊客にアピールする「佐賀だからこそ『焼き海苔三枚』事業」をこのほど始めた。青年部会員旅館を中心に、県内旅館が朝食で地元産の高級食材「佐賀海苔」を宿泊客に提供。佐賀海苔は東京、大阪などの大都市で流通し、地元佐賀の旅館ではめったに出されなかったという。青年部は同企画で宿泊客へのサービス向上、誘客拡大を図る。

 旅館の朝食メニューで一般的な海苔だが、名産地佐賀県の旅館でも地元産ではない5枚入り味付け海苔が多く利用されていた。青年部では「日本有数の海苔生産地だからできるおもてなし」として、近海の有明海でとれたての新鮮な佐賀海苔を宿泊客に提供することにした。

 海苔は一番摘みだけを使用。調味料による味付け加工をせず、素材そのものの味を大切にした焼き海苔。旅館のコスト面や、「他の料理もある中での5枚組の必要性」を考慮し、3枚組で提供する。パッケージには「美味しい朝。佐賀だからこそのおもてなし 佐賀県旅館組合青年部」と表記、組織挙げての取り組みをアピールする。

 事業はまず、プロデュースした青年部会員旅館で開始。その後青年部が親組合の佐賀県旅館組合に呼び掛け、現在県内37軒の旅館が事業に参画している。

 青年部では、顧客の満足度向上とともに、県内宿泊施設が一斉に取り組むことの話題性による誘客効果を期待。海苔とともに県内で多く生産されている米と組み合わせて「美味しい米どころ佐賀、美味しい海苔どころ佐賀」をキャッチフレーズにポスターを製作、県の協力も得て観光客誘致に生かしたい考えだ。



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