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トラベル ■第2537号《2009年11月7日(土)発行》  

JALツアーズ、DP利用拡大へ新旅行商品
たびキットのロゴ

 ジャルツアーズは10月28日、インターネットで手軽にレンタカー予約やテーマパークのチケット購入ができる国内旅行商品「JALたびキット」を発売した。国内航空便と宿泊プランを自由に組み合わせて予約できるダイナミックパッケージ(DP)利用者のレンタカー利用や観光バス利用の需要が高いことを受け、商品化した。2次交通や現地観光を手軽に手配できる利便性の高さをアピールして、DPの利用拡大につなげたい考えだ。

 JALたびキットで申し込めるのは、JALオリジナル観光バス「JALライナー」51ルートと提携5社のレンタカー、東京ディズニーリゾート(TDR)・パークチケット。TDRチケットはDPとの組み合わせでのみ購入できる。

 レンタカー予約では、利用時間は6〜168時間と比較的長い旅行でも利用可能にしたうえ、車種はコンパクトカーからワゴンタイプまで幅広く用意。利用者の多様な旅行形態に対応できるようにした。

 観光バスとレンタカーは、通常より500円程度安いDPとのセット料金を設定、DP利用者に訴求する。

 同社では今年DPの取り扱い目標を前年比80%増の25万人に設定している。上期(4〜9月)は人員ベースで前年同期比140%増と好調に推移しているが、「6月に行った認知度調査では10%ほどの人しか当社のDPを知らなかった」(マーケティング室)。DPの利便性を高めるJALたびキットの発売と併せてDP自体のPRにも力を入れ、DPの認知度アップと販売拡大を図りたい考えだ。

 11月1日〜2月28日にはたびキットの発売を記念したキャンペーン「JALダイナミックパッケージ・パワーアップキャンペーン」を実施。DP利用者のうち抽選で10組20人にペア10万円分のジャルツアーズの国内ツアーを贈るほか、TDR予約者に対しては園内で使える1千円分のギフトカードを1人1枚付ける。



日本旅行、運営2サイトを融合
 日本旅行は10月28日から、同社が運営する2つのサイト「日本旅行ホームページ宿泊検索(赤い風船)」と「宿ぷらざ」のそれぞれに掲載中の宿泊プランを、同一画面で横断的に検索できるサービスを始めた。これまで別々のサイトとして運営してきたが、両サイトを融合させることで、それぞれのプランの内容や料金を簡単に比較検討でき、希望に合ったプランを効率よく選択できるようになった。

 「赤い風船」は旅館とシティホテル予約に強く、多彩な企画商品が特徴で、3200施設、約9万プランを掲載。「宿ぷらざ」は価格志向のビジネスホテル予約に強く、6千施設、約6万プランを掲載している。両サイトの融合で、約7千施設、15万プランの中から希望に合ったプランをひとつの画面で選択できるようになった。



JR7社、高速道料金無料化の見送りを国交省に要望
 JR東日本などJR7社は10月30日、前原誠司国土交通相を訪ね、政府が進める高速道路料金無料化を見送るよう求める要望書を提出した。要望書は、無料化が実施されればJR6社全体で約750億円の減収になるとの試算を示すとともに、二酸化炭素(CO2)排出量も増えると指摘している。

 JR各社が国交省に無料化に関連した要望をするのは2度目。国交省の来年度予算概算要求で、無料化に向けた取り組みとして6千億円が計上されたのを重視した。

 JRによると、現在の土日・祝日の上限1千円施策で、JR貨物を除く6社は計約250億円の減収が見込まれている。高速道の原則無料化が実施されると影響額は少なくともその3倍の750億円に拡大すると強調。その上で「無料化が実施されれば運行本数の削減や路線の休廃止なども検討せざるを得なくなる」としている。

 また、無料化で自動車の交通量が増えCO2がさらに増大すると指摘。現政権が掲げる「CO2排出量を2020年までに対90年比で25%削減する」との目標と整合性が欠けると主張した。



「クリスマスは家でゆっくり」が1位 JTB調べ

 JTBはこのほど、今年のクリスマスイブ、クリスマスの過ごし方についてウェブでアンケートを実施。その結果、1位は「家でゆっくり過ごす」(23%)で、旅行に関しては5位に「温泉に行く」(10%)が入った。6位が「国内の旅先で過ごす」(8%)となっている。

 2位は「イルミネーションを見に行く」(15%)、3位が「ホームパーティーをする」(14%)だった。今年のクリスマスイブ、クリスマスは木、金曜日の平日という日並びが影響してか、身近な場所で楽しく過ごす人が多いようだ。また、「仕事」(11%)、「特に予定はない」(5%)などクリスマスを普段とあまり変わらずに過ごすという意見も挙がった

 「海外旅行に行く」(4%)は9位。温泉、国内旅行と合計した“旅行派”は全体のおよそ2割という結果になった。

 誰と過ごすかを聞いたところ、およそ7割の人が「家族」(69%)と回答。次に多かったのが「ひとり」(10%)。

 クリスマスらしさが楽しめる場所はどこか。国内ではホワイトクリスマス、イルミネーションの要素が重視され、1位の「北海道」(34%)と2位の「神戸」(31%)が30%台できっこうした。

 一方、海外は「フィンランドなど北欧」(35%)を挙げる人が最も多く、次いで「ニューヨーク」(29%)、「ドイツ」(19%)、「フランス」(9%)の順に。「サンタクロースといえばフィンランド」など、サンタクロースからクリスマスを連想する意見が多くあったという。

 調査は10月7〜14日に行った。有効回答数は2219件。





主要12社9月実績

 鉄道旅客協会によると主要旅行会社12社の今年9月の総取扱額は、2890億7811万円で、前年同月比4.6%減だった。内訳は、国内旅行が同3.1%減の1717億2711万円。海外旅行は同5.9%減の1120億3588万円、外人旅行は同29.0%減の37億6430万円で、国内、海外は減少幅は小さくなったもののいずれも前年割れした。

 国内旅行は10社が前年実績割れしたものの、1ケタ程度の減少にとどまったところが多い。阪急交通社(同5.5%増)、近畿日本ツーリスト(KNT、同1.6%増)が前年を超えた。

 海外旅行は阪急交通社が同24.3%増と大きく伸ばしたほか、東武トラベル、読売旅行が前年超え。KNT、トップツアーが低調だった。

 外人旅行は、トップツアー(同11.1%増)、東武トラベル(同1423.2%増)、名鉄観光サービス(同298.7%増)が好調だった。

 4月からの累計は、総取扱額が前年同期比17.3%減の1兆5090億1308万円だった。12社すべてが総累計額が前年実績を下回った。国内旅行は同11.8%減の9746億2274万円、海外旅行は同26.4%減の4988億7545万円、外人旅行は同23.3%減の245億5325万円。



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