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地域観光 ■第2536号《2009年10月31日(土)発行》  

「箱館奉行所」復元、来夏に一般公開へ
外装部分がほぼ完成した「箱館奉行所」

 北海道函館市で復元工事が進められていた五稜郭跡内の「箱館奉行所」の外装部分がほぼ完成した。外壁を保護する覆いがはずされ、140年ぶりに幕末当時の姿があらわになった。現場では観光客らが早くもカメラを向けるなど、新たな観光スポットとして期待が高まっている。現在は内装などの工事中で、来年7月に一般公開される予定。

 江戸幕府が北方警備などの拠点として建設した城郭、五稜郭内には、1864年(元治元年)に箱館奉行所が完成し、蝦夷地統治の中心的役割を担った。1868年(明治元年)に旧幕府軍の榎本武揚や土方歳三らが占拠し、箱館戦争の舞台となったが、新政府軍に明け渡され、1871年(明治4年)に奉行所などの建物が解体された。

 復元工事が進む奉行所は木造平屋で広さ約1千平方メートル。中央部には5層からなる「太鼓櫓」があり、高さは約17メートルに及ぶ。外壁は一部が漆喰塗りの下見板張り、屋根は瓦ぶきで太鼓櫓は銅板ぶきとなっている。

 函館市が2006年から、発掘調査の結果や古写真、文献史料などをもとに、宮大工や左官職人らを集め、当時と同じ場所に忠実に復元を進めてきた。総工事費は石垣の一部修復も含めて約27億円。現在、壁の塗装や建具の取り付けなどの内装工事に入っており、来年6月末には完成。展示物を整備して7月29日から一般公開される。

 地元の観光関係者は、「夜景と並ぶ函館観光の最大の目玉になる。多くの人に幕末のロマンを感じてもらいたい」と、新しい観光拠点の完成に期待を寄せている。




「龍馬伝」関係自治体、まちづくり八策を発表
相互連携に意気込む首長ら

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」の放送が来年1月から始まることを受け26日、龍馬伝の登場人物にゆかりのある9つの地方自治体の首長らが一堂に会し、東京都港区の品川プリンスで「龍馬伝サミット」を開いた。各首長らはゆかりの深さをそれぞれPRした後、まちづくりや観光振興のための共同宣言「龍馬のまちづくり維新八策」を発表し、情報発信や観光誘客に相互連携して積極的に取り組むこと約束した。

 参加したのは、高知県高知市、安芸市、東京都品川区、山口県下関市、京都府京都市、長崎県長崎市、鹿児島県鹿児島市、霧島市、広島県福山市の市区長。

 坂本龍馬起草の「船中八策」を模したまちづくり維新八策には、観光ガイドの育成や交通アクセス、誘導板の整備を行うことのほか、自治体同士で龍馬関連資料の提供や情報交換を行うこと、各自治体を周遊する誘客事業を共同で行うことなどを盛り込んだ8項目を掲げた。サミットでは各首長がそれぞれの項目を読み上げ、「エイエイオー」と気勢を揚げた。

 また各首長らは、それぞれの地域に残る龍馬らの足跡や来年開催する予定の龍馬伝関連イベント、食や温泉などの観光魅力を思い思いに紹介。来場した旅行会社関係者や、他の自治体関係者に地域を売り込んだ。

 サミットに参加した鈴木圭・NHK大河ドラマ「龍馬伝」チーフプロデューサーは各首長の熱の入ったPRに、「龍馬が全国を渡り歩いたこともあって、これまでにない地域の熱気を感じる。主演の福山雅治さんらとともに今までにない龍馬を作っていくので、各地でもどんどん盛り上げてほしい」とエールを送った。



長野県、観光客もてなしで県民運動開始
 長野県は23日、観光客の満足度を高めるため、「『さわやかに もてなそう』県民運動」を開始した。来年10月からの信州デスティネーションキャンペーン(DC)を見据え、長野ファンを開拓するのが狙い。

 村井仁知事(信州キャンペーン実行委員会会長)は同日、県民に積極的な参加を求めるコメントを発表した。

 運動の1つとして「観光おもてなし宣言」を行う。参加者が観光客に対して行うそれぞれのおもてなしの取り組みを「宣言」の形で表明し、登録するもので、「登録者には登録証や宣言書を進呈し、その内容を県のホームページで紹介する」と県観光部。

 また、宣言の登録者や登録予定者を対象に、宣言を実践するために必要な心構えなどを学ぶ「おもてなし研修会」を支援する考えだ。



4〜6月の延べ宿泊数、前年比8%減、プラスは4県のみ

 観光庁はこのほど、今年第2四半期(4〜6月)の宿泊旅行統計調査の結果をまとめた。延べ宿泊者数は前年同期比7.9%減の6742万人泊となった。都道府県のうち前年を上回ったのは4県だけ。延べ宿泊者数は昨年8月から11カ月連続で前年を下回っており、低迷が続いている。

 延べ宿泊者数上位の都道府県も前年同期を下回った。5位以内は最多の東京都が8.9%減の811万人泊、続いて北海道が11.5%減の523万人泊、千葉県が5.2%減の338万人泊、大阪府が16.4%減の327万人泊、静岡県が4.2%減の282万人泊。

 ただ、6位の沖縄県は、2.8%増の270万人泊。このほか前年同期を上回ったのは、長野県の1.8%増(217万人泊)、新潟県の0.6%増(145万人泊)、石川県の4.3%増(125万人泊)だけだった。

 全体の6.1%を占める外国人延べ宿泊者数は、31.8%減の410万人泊。すべての都道府県で前年同期を下回った。最多の東京都が21.7%減の152万人泊、続く大阪府も36.5%減の46万人泊となった。

 第2四半期の宿泊施設タイプ別の客室稼働率は、全国平均で旅館45.6%(定員稼働率28.3%)、リゾートホテル44.3%(同33.1%)、ビジネスホテル58.7%(同52.1%)、シティホテル62.3(同51.7%)%だった。



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